3671 ソフトマックスの業績についてポイントまとめてみた
✅ 電算機や事務機器などの販売を目的とし、1974年1月ビクター計算機九州販売株式会社として鹿児島県で設立
✅ 2011年4月同社主力のWeb型電子カルテシステムの開発・販売を開始する
✅ 大株主は、会長兼社長野村敏郎氏の資産管理会社である株式会社リンクスが25.1%、同氏個人での保有が21.0%となっており、以下鹿児島銀行や鹿児島県の法人や個人などが並ぶ
✅ 会長兼社長の野村敏郎氏は1974年1月ビクター計算機九州販売株式会社を設立→1979年5月株式会社宮崎ビジネスコンピュータ、1982年6月株式会社西日本ビジネスコンピュータ、1985年6月株式会社スペック、1985年9月株式会社日本メディカルシステムを設立し、代表取締役に就任→2001年1月自身が代表を務める複数の会社を合併・商号変更してソフトマックス株式会社とし、会長となる→2020年3月より現職である会長兼社長に就任
✅ 副社長事業本部担当の松島努氏は1983年4月、日本アイ・ビー・エム株式会社入社→2014年6月同社入社、執行役員東京支店長となる→2020年1月副社長営業本部担当となる→2021年1月より現職である副社長事業本部担当に就任
✅ 2020年12月期の販売実績はシステムソフトウェア1,980百万円、ハードウェア845百万円、保守サービス等1,197百万円
✅ 同社は400床未満の医療機関向けの電子カルテやオーダリング(採血や検査等のオーダーとみられる)、医事会計などの各種システムを開発・販売している
✅ ソフトウェア分野では、同社の看板であるWeb型電子カルテシステム「PlusUs-カルテ」を中心に、オーダリングシステムの「PlusUs-オーダ」、医事会計システムの「PlusUs-医事」を含む総合医療情報システム「PlusUs」ブランドを展開する。加えて、これらのシステムの導入に伴うハードウェアの販売や、導入後の保守サービスなども手掛ける
✅ 2016年12月期から2020年12月期までの売上高は、変動があるものの、直近2期は4,000百万円を越えており堅調に推移。クラウド型医療情報システムの稼働が相次いだ2016年12月期はシステム連携や機能強化で粗利が大きく低下したため、営業損失108百万円を計上したが、以後は徐々に利益率も改善し、2020年12月期は488百万円で過去最高益を更新している
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?