見出し画像

6618 大泉製作所の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1939年8月航空機の高性能電気接点の製造を目的に日本接点研究所として創業
✅ 半導体セラミック技術及び金属、プラスチック、ガラス技術をコアに、サーミスタ(温度変化により抵抗値が変化する抵抗体)を用いた各種電子部品やそれらを利用した温度センサの製造・販売を行っている
✅ 2020年9月末時点の筆頭株主は、インテグラル・オーエス投資事業組合1号で保有割合26.22%。第2位のSPRING L.P.もインテグラルグループであわせて29.12%の保有。しかし、2021年3月主要株主の交代が起こり、大量保有報告書によると6890フェローテックホールディングスの持分が29.11%となっている
✅ 会長の後藤英恒氏は一橋大学卒→P&G株式会社→ボストンコンサルティンググループ等→2008年6月インテグラル株式会社入社→2017年同社顧問として派遣、入社→2020年6月より会長→2021年6月の株主総会を持って退任
✅ 社長の佐分淑樹氏は慶應義塾大学卒→1980年4月6902デンソー入社→2016年10月同社へ出向、副社長に就任→2020年6月より現職
✅ 売上高の製品別構成比は自動車部品59.6%、空調・カスタム部品32.7%、エレメント部品他7.7%
✅ サーミスタを利用した各種電子部品(エレメント)の製造・販売、およびそれら電子部品を使用した温度測定や制御に利用できる温度センサの製造・販売を行っている
✅  自動車部品は6902デンソー他、国内外大手自動車メーカーと取引がある
✅ 空調カスタム事業は6367ダイキン、6503三菱電機等、大手エアコンメーカーとの取引が厚い
✅ 2021年3月に資本業務提携した熱制御製品技術を持つ6890フェローテックホールディングスとのシナジー効果が期待される
✅ 2016年9月期から2019年9月期の連結売上高は12,000百万円台でほぼ横ばい。営業利益は利益率の改善があり同期間中連続増益だった。しかし2020年3月期以降は感染症の影響で自動車部品事業、空調・カスタム事業ともに需要が落ち込み、連続して減収減益となった

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


いいなと思ったら応援しよう!