3969 エイトレッドの業績についてポイントまとめてみた
✅ 2003年4月株式会社ソフトクリエイトホールディングス(旧:株式会社ソフトクリエイト)が開発した中規模・小規模企業向けワークフロー「X-point」(エクスポイント)の販売を開始
✅ 2007年4月株式会社ソフトクリエイトホールディングス(旧:株式会社ソフトクリエイト)のワークフロー事業を会社分割により承継し、東京都渋谷区に株式会社エイトレッドを設立
✅ 企業の様々な業務にかかる稟議・申請から承認・決裁に至るまでの、事務フローを電子化し、業務プロセスの効率化・自動化、内部統制の強化を図る等の、ワークフロー製品の開発及び販売を主たる事業として行っている
✅ 筆頭株主は、親会社となる株式会社ソフトクリエイトホールディングスが51.39%、第2位は第三者割当増資により資本参加したSCSK株式会社が8.03%、続いてGOLDMAN SACHS & CO. REG(常任代理人ゴールドマン・サックス証券株式会社)が5.06%保有
✅ 社長の岡本康広氏は島根県立浜田商業高校卒→日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(現株式会社日立ソリューションズ)に入社→富士ソフトABC株式会社(現富士ソフト株式会社)、株式会社DMM.com(現合同会社DMM.com)などを経て、2017年1月株式会社ソフトクリエイト(現株式会社ソフトクリエイトホールディングス)へ入社→2018年4月、株式会社ソフトクリエイトホールディングスがM&Aした株式会社エートゥジェイの副社長となる→2019年6月現職に就任
✅ 売上高の構成比は「X-point」製品が21%、「AgileWorks」製品が43%、「X-point Cloud」サービスが36%
✅ 1つ目の主要製品「X-point」は同社が独自開発したワークフロー製品であり、Java技術を活用し、利用者がWEBブラウザ上で「まるで紙に書くような」直感的な入力フォームを提供する製品である。小規模から中規模企業(従業員数:300名から1,000名まで)が主たるターゲット層で、高度な情報システムの知見がなくても容易に導入・運用が可能なシステム設計となっている
✅ 2つ目の主要製品「AgileWorks」は、「X-point」の機能を維持しつつ、より大規模な組織における運用を前提として開発した製品である。中規模から大規模企業(従業員数:500名から10,000名まで)が主たるターゲット層
✅ 3つ目のサービスとして提供している「X-point Cloud」は、「X-point」をクラウドサービスとして提供している。小規模企業(従業員数:300名未満)を主たるターゲット層としているが、100名未満のより小規模な企業への導入も推進しているサービスである
✅ 2017年3月期から2021年3月期までの5期間は売上高、利益率共に安定的に成長。2021年3月期までの5期間で見ると、売上高は99.8%増加、経常利益は184.1%の増加となった