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4080 田中化学研究所の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1957年12月大阪市に株式会社田中化学研究所を設立、フェライト用炭酸マンガンの生産開始
✅ 電池材料の開発・生産を事業としており、二次電池(充電によって繰り返し使用できる電池)使用される物質に特化
✅ 筆頭株主は親会社の住友化学株式会社で50.43%保有。以下は国内外の証券会社、銀行、機関投資家などが続く
✅ 社長の横川和史氏は東北大学を卒業後、1985年4月に住友化学工業株式会社(現住友化学株式会社)入社。大阪工場長などを歴任後、2019年4月に同社入社。同年6月より現職
✅ 売上高の構成比はリチウムイオン電池向け製品89.0%、ニッケル水素電池向け製品10.7%。国別構成比は日本が50.8%、韓国が32.4%、中国が16.8%
✅    同社の代表的な製品である三元系正極材料は、より豊富で安価なニッケルならびにマンガンを利用することでコバルト使用量を低減している
✅    リチウムイオン電池用ニッケル系材料やニッケル水素電池用水酸化ニッケルなども生産しており、パナソニック(株)、韓国L&F Co., LTD.、丸紅(株)などの電池メーカーや商社へ供給している
✅    売上高は増加傾向にあるが、2016年3月期より2021年3月期までの間、2018年3月期を除いては赤字が続いている。2021年3月期は、営業損失20百万円 (前期は1,365百万円の赤字)、経常損失30百万(前期は1,503百万円の赤字)であった

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販売数量(2020年3月期決算説明会資料)

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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