4041 日本曹達の業績についてポイントまとめてみた
✅ 苛性ソーダの製法で特許を得た中野友禮氏が、苛性ソーダ及び塩素系漂白剤の一種であるさらし粉の製造を目的として、1920年2月に日本曹達株式会社を設立
✅ 現在は化学品等の製造の他に流通や建設の分野も手掛ける
✅ 主要株主は日本マスタートラスト信託銀行が6.73%、日本カストディ銀行の信託口が6.72%、三井物産株式会社が3.39%、同社取引先持株会が3.03%
✅ 会長の石井彰氏はプロパー。慶應義塾大学を卒業後、1976年4月入社。社長を経て2021年4月より現職
✅ 社長の阿賀英司氏もプロパー。同志社大学を卒業後、1985年4月入社。2021年4月より現職
✅ 売上高の構成比は、化学品事業が28.8%、農業化学品事業が29.3%、商社事業が25.4%、運輸倉庫事業が3.3%、建設事業が6.6%
✅ 化学品事業では、様々な化学製品の原料となる酸・アルカリ、塩素化合物の他、近年はヘルスケア、環境、ICTに注力する
✅ 農業化学品事業(アグリカルチャー)は農薬、殺菌剤、殺虫剤などが主な製品であり、畑作用除草剤「ナブ」及び殺菌剤「トップジンM」は40年以上のロングセラー
✅ 商社事業では同社グループの製品販売ならびに原材料の納入などを行っている
✅ 2020年3月期の地域別の売上高は、日本が66.6%、アジア地域8.3%、欧州地域15.5%、北米地域5.9%、その他3.7%、海外売上高比率は33.4%
✅ 2011年3月期から2020年3月期までの間、売上高は120,000百万円~150,000百万円の間で推移。経常利益は2016年3月期をピークに減少傾向にあったが、2020年3月期は回復
事業モデル(公式ウェブサイト内「株主・投資家情報」>「IRライブラリー」>「決算説明会資料」)