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6240 ヤマシンフィルタの業績についてポイントまとめてみた

✅  1956年4月東京都に山信工業株式会社として設立された、建設機械用フィルタで世界シェアトップの開発、製造、販売を行うメーカー
✅ 筆頭株主は、創業家の資産管理会社とみられる株式会社やまびこホールディングスで保有割合34.74%、創業一族個人での保有も見られ、創業家の影響力が強い
✅ 創業者子息で現社長の山崎敦彦氏及びその長男で常務の山崎裕明氏の2名が創業家からの社内取締役就任
✅ 「建機用フィルタ事業」、「エアフィルタ事業」、「ヘルスケア事業」の3報告セグメント、売上高の74.5%が「建機用フィルタ事業」で利益の太宗を稼ぐ
✅ 建機用フィルタは海外でも販売。全体の売上高における地域別販売比率は日本が56.6%、北米が15.1%、中国が9.5%、アジアが9.5%、欧州9.2%との構成
✅ 2017年に独自開発した合成高分子系ナノファイバーの量産化技術を有し、自動車用途、建材、バッテリーレパレーターやアパレル、再生医療などの幅広い分野への利用が見込める
✅ 業績の底だった2016年3月期から2019年3月期まで3期連続増収増益で、2018年3月期からは売上高・利益とも水準を切り上げて伸長していたが、建機の需要が減少したことを受け直近は減収減益基調

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