2211 不二家の業績についてポイントまとめてみた
✅ 1910年11月、藤井林右衛門が当時25歳で横浜にて洋菓子店・不二家を創業
✅ 洋生菓子、スーパーやコンビニの製菓コーナーに置いてある品を一般顧客向けに販売。2020年10月に創業110周年を迎え、今に至る
✅ 筆頭株主は山崎製パン株式会社で保有比率は54.11%。山崎製パンとは2007年の資本業務提携後、第三者割当増資により連結子会社化された。次いで、不二家不二栄会持株会が保有比率3.09%、株式会社バンダイナムコホールディングスが1.93%
✅ 会長の山田憲典氏は明治大学法学部卒→1960年3月山崎製パン入社、最高顧問まで務めた→2007年6月より同社の会長職
✅ 社長の河村宣行氏は東京経済大学経済学部経済学科卒業→同社に入社→2019年3月より現職
✅ 売上高の構成比は洋菓子事業28.3%、製菓事業69.0%
✅ 洋菓子事業はチェーン展開する店舗で、シュークリームやチョコレートケーキと言った一般的な洋生菓子を中心に販売。店舗数は2020年12月末時点で951店舗
✅ 製菓事業ではコンビニやスーパーの製菓コーナーに置いてある品を一般顧客向けに販売する
✅ 主要な顧客として製菓事業を営む株式会社山星屋の開示があり、販売金額が売上高の10%強を占める
✅ 「不二家」、「ミルキー」、「ペコちゃん」、「カントリーマアム」などのヒット商品を有し、会社・イメージキャラクター・不二家と言えばこのお菓子という、不二家独自のブランドが確立されている
✅ 2016年12月期から2019年12月期までの売上高は1,050億円前後で安定しているが、営業利益は11~25億円のレンジで変動が大きい。2020年3月期は感染症の影響で減収減益であった