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7746 岡本硝子の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1928年東京都にて創業、カットガラスの生産を開始、創業時より着色技術及び硬質ガラスの成型技術を有した
✅ 特殊ガラスと薄膜技術に強みを持つメーカー
✅ 筆頭株主は、同社代表取締役の資産管理会社とみられる岡本興産有限会社で保有割合19.09%。以降は、同じく代表取締役の資産管理会社、代表取締役本人、岡本硝子社員持株会などが並ぶ
✅ 代表取締役会長兼社長の岡本毅氏は東京大学卒→1980年4月警察庁入庁→父である先代岡本勲氏死去に伴い、1995年12月同社社長として入社→2020年8月より現職
✅ 売上高の構成比は、光学事業49.6%、照明事業14.2%、機能性薄膜・ガラス事業23.1%
✅ 光学事業は、プロジェクター用反射鏡、フライアイレンズ、デジタルシネマ用映写機の反射鏡、自動車用赤外線透過フィルター等の製造、販売を行う
✅  照明事業は、自動車用ヘッドレンズ・フォグレンズ、一般照明用ガラス製品等の製造、販売を行う
✅  機能性薄膜・ガラス事業ではガラス容器への加飾蒸着、高耐久性銀ミラー、フリットと呼ばれるガラス粉末等の製造、販売を行う。2021年3月期中に5G通信用ガラスフリットの開発を終え、量産出荷を開始している
✅ 6724セイコーエプソンおよびそのグループ企業に対する売上高が15.0%を占める。ほかに主要取引先として6752パナソニック、6753シャープ、6923スタンレー電気、6924岩崎電気、6925ウシオ電機、7276小糸製作所などが挙げられる
✅ 海外売上高比率は43.6%で、中国、フィリピン向けがその中心
✅ 同社HPによると、プロジェクター用マルチレンズが約61.2%、同反射鏡が86.4%、歯科用デンタルミラーが約72%と3製品が世界No.1シェアを持つ
✅ 売上高は概ね5,000百万円~6,000百万円強で推移していたが、2021年3月期は感染症の影響から受注が減少し前年度比約2割の減収
✅ 利益面では2期連続の経常損失計上となり取引金融機関との一部借入契約に係る財務制限条項に抵触している。希望退職者募集など早急な固定費削減に努めている

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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