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4026 神島化学工業の業績についてポイントまとめてみた

✅ 同社の起源は1917年6月に設立された株式会社神島硫酸製造所が硫酸の製造を目的に設立されたことに始まる
✅ 住宅・ビル向け不燃建材などを手がける建材事業、セラミックス製造などを手かげる化成品事業を主な事業とする
✅ 筆頭株主は、神島化学従業員持株会で発行済株式の11.68%を保有する。そのほかでは、取引関係のあるDOWAホールディングス株式会社が第2位株主として9.20%を保有するほか、日鉄鉱業株式会社が第6位株主として3.00%、四国倉庫株式会社が第10位株主として1.76%を保有する
✅ 社長の池田和夫氏は早稲田大学理工学部卒→1976年株式会社日本興業銀行に入行→みずほコーポレート銀行福岡営業部部長などを経て、2004年に当社入社→常務取締役経理部長を経て、2010年7月社長に就任
✅ 報告セグメントは、「建材事業」と「化成品事業」の2つの事業から構成され、売上高の構成比は約2:1だが、営業利益の構成比は約1:3である。
✅ 主力の建材事業では、住宅及び非住宅、ビル向けの不燃建材や耐火パネルなどの製造販売を手がける
✅ 化成品事業は、酸化マグネシウム、セラミックス製品などの製造販売を行う
✅  直近20年は世界で唯一、透明化セラミックスの研究開発、事業化を図っている
✅ 2017年4月期から2021年4月期までの売上高は、最高額が22,629百万円(2017年4月期)、最低額が19,784百万円(2021年4月期)で、特に2021年4月期については、感染症拡大の影響などを受けて減少しているが、その他の年度については、概ね22,000百万円前後出横ばい推移である
✅ 自己資本比率は概ね40%前後、自己資本利益率は10%前後と、創業100周年超える歴史ある企業であり、安定的な推移である。但し、2021年4月期は減収ながら増益(当期純利益+488億円)で着地しており、中期経営計画で掲げる注力事業への転換、高級化路線が功を奏している兆しが見える

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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