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4582 シンバイオ製薬の業績についてポイントまとめてみた

✅ 2005年3月東京都にてシンバイオ製薬株式会社設立
✅ 2005年12月にアステラスファーマ社(ドイツ)と抗がん剤SyB L-0501の日本における独占的開発権および独占的販売権の供与を受けるライセンス契約を締結
✅ 2010年10月抗悪性腫瘍剤「トレアキシン(開発コード:Syb L-0501)」の国内製造販売承認を取得、同年12月同薬を提携先の4523エーザイより国内販売開始
✅ 2020年10月トレアキシンの自社による国内販売を開始
✅ がん、血液領域を中心とする希少疾患薬に特化したバイオベンチャー
✅ 筆頭株主は楽天証券で4.05%。以下、国内証券、個人名が並ぶ
✅ 社長執行役員(CEO)の吉田文紀氏は学習院大学理学部卒→MIT大学院修士課程修了、ハーバード大学では経営学、医療政策論にて修士課程修了→8058三菱商事、エイ・エッチ・エスジャパンに勤務→1980年、日本バイオラッドラボラトリーズを創業→1991年7月日本シンテックス株式会社社長→1993年5月アムジェン株式会社代表取締役、米国アムジェン社の副社長に就任→2005年3月同社を設立、以降現職を務める
✅ 2021年12月期第2四半期売上高は、3,147百万円(4523エーザイから自社販売に移行した影響等により前年同四半期比+131.3%)、営業損失▲204百万円(前年同四半期は▲1,883百万円)だった
✅ 医療ニーズは高いものの、専門性が高く参入障壁が高いがんおよび血液領域を中心に新薬の開発を行っている
✅  基礎研究を行わず新薬候補を探索し、臨床試験段階からの開発に特化している。5~6年以内での新薬承認を目指しており、一般的な新薬開発に比して短い開発期間となっている
✅ 主力製品トレアキシンの適応症拡大を受け、2017年12月期の売上高は前期比+45.4%増収。以降売上高は3,000百万円弱〜3,000百万円台後半で推移。営業利益は販管費が増加傾向で赤字幅が拡大、2020年12月期は▲4,506百万円だった。
✅ 2020年12月にトレアキシンの自社販売を開始しており、同社は今後の売上高増収、利益率改善を見込んでいる

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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