1821 三井住友建設の業績についてポイントまとめてみた
✅ 旧住友建設株式会社は1876年3月住友別子銅山土木方として創業し、旧三井建設株式会社は1887年5月西本組として創業
✅ 2003年4月三井建設株式会社と住友建設株式会社が合併、三井建設株式会社を存続会社とし、三井住友建設株式会社創立
✅ PC橋梁や超高層住宅などを手掛ける準大手ゼネコン
✅ 筆頭株主は、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)で保有割合7.39%。以降は8801三井不動産、8830住友不動産株式会社などが並ぶ
✅ 会長の新井英雄氏は東京大学卒→住友建設株式会社→2012年6月同社取締役→2015年4月社長に就任→2021年4月より現職
✅ 社長の近藤重敏氏は東京大学卒→住友銀行→2017年同社入社→2021年4月より現職
✅ 売上高の構成比は、土木工事44.1%、建築工事55.7%
✅ 土木工事は、主に官公庁発注の工事(PC橋梁等)を施工している。受注比率は、「補修・補強工事」が41%、同社の得意分野である「PC工事」が20%を占めている
✅ 建築工事は、主に民間企業発注の工事(超高層住宅等)を施工している。受注比率は、同社の得意分野である「住宅」が31%、民間投資の旺盛な「倉庫・流通施設」が21%を占めている
✅ 2017年3月期から2021年3月期までの売上高は2020年3月期まで3期連続で合計17%増収も、2021年3月期は海外における建設計画の延期などから前期比▲10.7%の減収となった。営業利益は2018年3月期をピークに減益、営業利益率も同期の4.3%から2021年3月期は3.6%に低下している
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