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4597 ソレイジア・ファーマの業績についてポイントまとめてみた

✅ 同社設立に先立って、準備拠点として2006年12月に米国でJapanBridge Inc. 設立。事業運営会社として2007年1月に設立したバジャカラ株式会社が、ジャパンブリッジ株式会社を経て、2008年9月に現商号のソレイジア・ファーマ株式会社となる
✅ がん治療に関連する薬剤を対象に、臨床試験の実施から上市へ向けての展開を事業とする創薬ベンチャーである
✅ 筆頭株主は、主要取引先であるItochu Chemicals America Inc. の親会社である伊藤忠商事株式会社で17.43%保有。次いで、皮膚外用薬の製薬企業でライセンス契約を締結したマルホ株式会社が8.64%保有。以下は中国での販売権導出先のLee’s Pharmaceutical Holdings Limitedの保有分などが続く
✅ 社長の荒井好裕氏は東京薬科大学大学院修了→1985年4月サール薬品株式会社(現ファイザー株式会社)入社→1994年2月、アムジェン株式会社入社→2007年9月JapanBridge Inc.(現同社)入社→2013年2月より現職
✅ 現在のところ5種の薬剤を扱っており、うち2製品が上市済。2020年12月期の売上収益454百万円の87.2%は、上市済みの「SP-01 Sancuso」ならびに「SP-03 episil」の中国における代理店である、伊藤忠商事グループからの収益であった
✅ 上市済み2製品のうち、SP-01 Sancusoは中国、台湾、香港等で、SP-03 episilは国内、中国、韓国で販売されているが、主要な市場は中国である
✅ 開発品に関しては、「SP-04 PledOx」の国内における独占的販売権をマルホ株式会社へ導出(ライセンス料1,000百万円)したことが、2019年12月期の売上収益に大きく貢献した
✅  マルホ株式会社から1,000百万円のライセンス収入を得た2019年12月期を除いては、売上収益は300~500百万円で推移している
✅ 利益面では赤字が連続している。2020年12月期は、売上収益454百万円(前期比▲65.4%)、営業利益▲4,116百万円(前期比▲2,354百万円)、税引前利益▲4,159百万円(前期比▲2,362百万円)

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PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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