9474 ゼンリンの業績についてポイントまとめてみた
✅ 1974年3月福岡県にて株式会社善隣設立
✅ 唯一全国展開する住宅地図など断トツの地図情報を持つ
✅ 筆頭株主は、大迫キミ子氏が代表を務める有限会社サンワで保有割合9.54%。7203トヨタ自動車が7.73%、9432日本電信電話が7.60%、日本カストディ銀行の信託口が6.53%で続き、以降はゼンリン従業員持株会、同社創業者および2代目社長大迫氏の関連会社と考えられる大迫ホールディングス株式会社、大迫キミ子氏が並ぶ
✅ 社長の髙山善司氏は西南学院大学卒→1986年4月同社入社→2008年4月より現職を務める。創業家2名、西日本シティ銀行出身者に次ぐ4代目で、初の同社生え抜きトップ
✅ 売上高の構成比は、プロダクト事業27.8%、公共ソリューション事業8.8%、マップデザイン事業0.8%、オートモーティブ事業26.6%、IoT事業24.6%、マーケティングソリューション事業11.4%
✅ 日本全国で収集した地図情報をデータベース化し、多様なニーズに応じデータベースを最適化し地図情報として提供を行う。提供先は公官庁、各種業界向けBtoB、BtoCと幅広い
✅ 2020年3月期では企業向けに住宅地図帳や住宅地図DBを活用した商品を提供するプロダクト事業、カーナビや自動運転関連ビジネスを行うオートモーティブ事業、インターネットサービスや位置情報サービス・ソリューションを提供するIoT事業、中央省庁、自治体向けの公共ソリューション事業が同社事業の中で高い割合を占める
✅ 国内カーナビ用データではシェア1位をもつ
✅ 2015年3月期から2019年3月期は連続して増収増益。しかし以降は市況悪化や半導体不足から新車販売台数が減少しカーナビ用データ販売等の低迷したことなどから減収減益となっている