見出し画像

6961 エンプラスの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1962年2月東京都にて第一精工株式会社として、プラスチックねじ及びリベットの製造販売、金型及び精密機構部品の製造及び加工を目的に設立
✅ プラスチックギヤに代表される、精密プラスチック加工のトップメーカー
✅ 筆頭株主は、同社社長の横田大輔氏で保有割合15.58%。次いで、同社創業者の横田誠氏が10.45%、埼玉りそな銀行が6.85%、みずほ銀行が6.78%、日本マスタートラスト信託銀行の信託口が6.64%と続き、以降は公益財団法人エンプラス横田教育振興財団などが名を連ねる。なお、5%ルール報告書によると、みずほ銀行とその共同保有者の持分が5.57%である
✅ 社長の横田大輔氏は明治大学卒→1993年4月同社入社→2003年6月取締役就任。2006年4月常務取締役に就任した後、2008年4月より現職を務める
✅ 売上高の構成比は、Energy Saving Solution事業が34.8%、Semiconductor事業が44.4%、Digital Communication事業が13.9%、Life Science事業が7.0%
✅ Energy Saving Solution事業は、自動車やプリンター、家電製品などに組込まれる高性能ギヤを取り扱う
✅ Semiconductor事業はICテスト用ソケットやバーンインソケットを取り扱う。半導体の性能確認のために欠かせない部品
✅ Digital Communication事業は、光通信関連の光学デバイスやLED用拡散レンズを取り扱う。ローエンドは競争激化により売上減少しているものの、次世代高速通信用途の需要の高まりからハイエンドやミドルエンド製品の販売は好調に推移
✅ Life Science事業は、遺伝子検査用製品を取り扱う。新規分野への先行投資や開発費用が嵩んだが、検査需要増から赤字幅縮小傾向
✅ 2021年3月期の地域ごとの売上高は日本20.0%、米国20.6%、中国15.0%、台湾10.2%、シンガポール10.5%、その他アジア16.9%、欧州5.5%、残りがその他となっている
✅  売上高、営業利益ともにスマホ需要の拡大からサーバー市況が好調だった2014年3月期をピークに低下基調。2021年3月期は感染症拡大の影響から減収減益だが、先述の通りハイエンド、ミドルエンドの光学デバイスの販売が好調で全体の営業利益率にも改善がみられる

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?