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4699 ウチダエスコの業績についてポイントまとめてみた
✅ 1972年11月株式会社内田洋行のソフト開発専門の関係会社として、神奈川県に株式会社ウチダ・コンピューター・エンジニアリングを設立
✅ ICTサービスを中心に、オフィスシステムやソリューションサービスを民間企業及び文教向けに提供している
✅ 筆頭株主は、株式会社内田洋行が34.46%を保有。次いで、株式会社内田洋行ITソリューションズが7.65%、株式会社大塚商会が5.01%を保有している。以下、ウチダエスコ持株会などが並ぶ
✅ 社長の江口英則氏は広島大学卒業後、株式会社内田洋行に入社。情報システム事業や情報エンジニアリング事業に携わる→2006年10月同社の取締役に就任し、2013年7月現職へ就任
✅ 売上高の構成比は、ICTサービス事業78.2%、オフィスシステム事業17.3%、ソリューションサービス事業4.5%
✅ ICTサービス事業は、ネットワークシステムの設計・施工・運用管理サービスが主力で、次いで売上高構成比の高いのはそれに付随するIT機器販売で、併せて半分以上の売上高を構成する
✅ オフィスシステム事業は、オフィスの設計・施工サービス、OAサプライ品等の販売を行っている。「働く場」の空間を構成する家具・インテリアデザイン・照明、そして情報環境を構成するネットワーク・電話・ICT機器を提供
✅ ソリューションサービス事業は、ソフトウェアの開発・サポート・運用保守サービスを提供している
✅ ICT基盤の構築におけるマルチベンダーである。学校や自治体といった文教向けにも顧客基盤を有しており、GIGAスクール構想の恩恵を大きく受ける点も同社業績にポジティブに働いている
✅ 過去10年で見ると、2019年7月期までは売上高は110億円から130億円程度、経常利益は約5億円から10億円の範囲で推移してきたが、2020年7月期から売上高・利益ともに大幅に水準を切り上げて、2期連続で+20%以上の増収と利益倍増を達成している。ICTサービス事業におけるGIGAスクール構想案件への対応が大きく貢献している