7595 アルゴグラフィックスの業績についてポイントまとめてみた
✅ 1985年2月株式会社アルゴ21(現キヤノンITソリューションズ株式会社)、セイコーインスツル株式会社、6458ソニーの出資を受け、東京都にコンピュータ・システムの販売と関連ソフトウェアの開発・販売等を目的とする株式会社アルゴグラフィックスを設立
✅ CADシステムの販売、保守サービス等、PLM事業やEDA事業を展開する
✅ 筆頭株主は、SCSK株式会社が21.79%を保有。次いで、日本マスタートラスト信託銀行株式会社が6.63%を保有。以下、会長執行役員(CEO)の藤澤義麿氏、7740タムロンなどが並ぶ
✅ 会長執行役員(CEO)の藤澤義麿氏は横浜市立大学卒→日本レミントン・ユニバック株式会社(現8056日本ユニシス)に入社→1985年4月同社へ入社→2007年6月現職へ就任
✅ 社長執行役員(COO)の尾崎宗視氏は関西大学卒→日本アイ・ビー・エム株式会社に入社→2005年4月同社へ入社→2015年6月現職へ就任
✅ 売上高の構成比は、PLM事業95.8%、EDA事業4.2%
✅ PLM事業は、「PLMソリューション」、「システム構築支援」、「HW保守・その他」の3つに区分されている
✅ 「PLM(Product Lifecycle Management)ソリューション」は、経営目標や事業戦略等、ものづくりに関わる全てのプロセスの最適化を実現し、経営効率化につながるソリューションを提案する
✅ PLMソリューションのうち、ITを活用して設計を効率化し生産性向上を図る「3次元設計システム」では、フランスのダッソーシステムズ社が開発した3次元CADシステム「CATIA」を主力製品としている
✅ 「システム構築支援」は、グローバル展開への対応、ビッグデータの処理・分析のためのシステム設計、業務効率化やコスト削減のためのインフラ統合など、多様なハードウェア・ソフトウェア製品群と同社の高い技術力を活かし、クラウドやシンクライアント、PCクラスターといった先端技術を活用した最適なシステムの構築を行っている
✅ 「HW保守・その他」は、「PLMソリューション」、「システム構築支援」で提供したハードウェアについて保守を行う事業
✅ EDA(Electronic Design Automation)事業は、子会社である株式会社ジーダットにおいて、大規模集積回路や液晶ディスプレイ等のFPDをはじめとした電子部品、及び磁気ヘッドやマイクロマシン等の微細加工部品を設計するための電子系CADソフトウェア製品を自社開発し、主に半導体業界への販売、サポート、コンサルテーションを行っている
✅ 2017年3月期から2021年3月期までの売上高は34,847百万円から43,416百万円、経常利益は3,381百万円から5,997百万円と増収増益。直近期は感染症の影響も見られ、前期比で減収減益となっている
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