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8511 日本証券金融の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1927年7月東株代行株式会社として設立
✅ 現在は東証一部に上場する唯一の証券金融会社(制度信用取引に当たり、証券会社が必要とする比較的短期の資金や株式を貸し付ける会社)
✅ 筆頭株主は、海外ヘッジファンドのTHE SFP VALUE REALIZATION MASTER FUND LTD.で保有割合11.82%。日本マスタートラスト信託銀行の信託口が5.90%、公益財団法人資本市場振興財団が5.01%で続く。なお、5%ルール報告書によると、シンガポールのシンフォニー・フィナンシャル・パートナーズの持分が17.73%、「物言う株主」として知られる国内投資ファンドのストラテジックキャピタルの持分が5.01%になる模様
✅ 社長の櫛田誠希氏は東京大学卒→1981年4月日本銀行入行→2013年3月同行理事就任→2017年4月現アフラック生命保険株式会社シニアアドバイザーに転じる→2019年6月同社入社、現職に就任
✅ 営業収益の構成比は証券金融業87.8%、信託銀行業9.3%、不動産賃貸業2.9%
✅ 貸借取引の収益源は、貸株超過銘柄にかかる品貸料(信用取引で株不足が生じた場合に株を借りてくることに対して徴収される料金)の構成比率が高く、貸株残高に比例
✅ 証券金融業では、貸借取引、公社債貸付、一般貸付、債券貸借、貸株業務等により、証券会社や投資家に金銭または有価証券の貸付を行っている
✅  信託銀行業は連結子会社の日証金信託銀行株式会社にて、証券会社やFX業者、商品先物業者などに投資家から預託された金銭等を保全する顧客資産保全にかかる信託業務を中心に業務を行う
✅  不動産賃貸業は連結子会社の日本ビルディング株式会社において、同社グループが所有する不動産の賃貸・管理を行う
✅  貸借取引については金融商品取引法に基づく免許を受けた証券金融会社のみ認められており、2021年8月現在同社が唯一
✅ 2016年3月期以降貸借取引が低迷した2019年3月期を除き増収、営業利益は連続増益

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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