「孤独時間」が就活を成功させる。

最近23卒の学生から聞かれるのが、
「情報量に溺れそうになる」という悩み。

SNSの発達で情報が出回る昨今では
無理もない叫びだと思います。

今回は、そんな就活生に向けて
自分の判断軸を持つために重要な
「孤独時間」についての
記事をお届けしていきたいと思います。


■就活は情報戦だから・・・


就活初期は情報戦に負けないよう、
とにかく情報を集めたくなるかと思います。

 ・就活セミナーへの参加
 ・SNSでの情報集め
 ・インターン探し

などなど、とにかく情報をかき集める。

情報収集自体は
悪いことではないのですが、
就活生を沼にはめるのもまた、
この「情報収集」です。


■「忙しい」が目的化していないか?


直近で、
自分と対話する静かな時間
を設けたのはいつですか?

いざ振り返ってみると、
自分のために考える時間を
作るのって意外に難しい。

意図的に自分の想いを
吐き出させてあげるタイミングを
作らないと、きっと自分は
どんどん蔑ろにされていくと思います。


情報収集はあくまでインプットですから
アウトプットしなければ意味がない。

しかし、沼にはまってしまう就活生は
たくさん情報をかき集めることで
安心してしまうことが多いです。

つまり、情報収集で
「忙しくなる事が目的になっている」
そんな状態です。

これを「忙し沼」と呼びます。

忙し沼にハマると、大変です。
常に何かを収集してインプットしていないと
気が済まなくなり、スマホを片手に
「就活」でエゴサーチして情報を漁り続け、
様々なセミナーに参加します。

ところが、
情報の取捨選択をする「軸」が
ないので、溺れてしまう。

結果的に、
こんなに頑張っているのに成果がでない。
という現実に直面してしまうのです。


■「情報ゼロ時間」を作る


では、この沼から
どうやって抜けるのか?

その解はとても単純で、
情報収集ゼロの時間を作る
ことだと思います。

この「情報収集ゼロ」というのは、
視覚・聴覚レベルで出来るだけ
情報を無くすという意味。

例えば、
風呂やトイレは絶好の情報ゼロ空間。

目新しい情報を自分に飛び込ませない、
むしろブロックするような時間が
情報に溺れないための対策です。


■なぜ情報ゼロ時間を作るのか?


なぜ情報ゼロ時間を作るのかというと、
インプット<アウトプットの環境
に自分を置くためです。

普通に就活をしていると
必然的にインプットに偏り、
アウトプット(自分と向き合う)
時間が少なくなりがちです。

しかし、
就活で大切なのは「自分軸」
を持っていること。

この軸さえあれば、情報を
取捨選択できるようになり、
溺れなくて済むわけです。

就活は情報戦なので
周囲と協力するのは
取り残されない方法として有効です。

しかし、
それ以上に重要なのが
一度、情報をゼロにして
自分と向き合う「孤独時間」です。


■孤独時間を愛す


最後に、
孤独を愛したピカソの名言を
引用させてもらおうかと思います。

”孤独が無ければ、まともな作品は作れない”

自分と向き合うことの本質を
突いた非常に良い言葉です。

外界の情報を仕入れることは
重要なことですが、
自分と向き合い軸をもっていなければ、
「まともな就活」はできず、
情報に溺れてしまいます。

これから就活をしていく皆さんは、
是非、毎日の孤独時間を
大切にしてみてはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?