【エボルヴ】本当に完成度の高いオニオンウィッチ
こんにちは、ぺぴゃです。
最近ワンピにお熱ですが、久々にエボルヴを触ってみたので、かなり雑ですが思考の共有でもしておこうかと思います。
オニオンウィッチについて
オニオンウィッチの一番の特徴は何と言っても『オニオン軍団』がデッキに50枚まで入る事であり、これだけで全国のファンデッカーが一度は考えてみたい要素を持っているかと思います。
1/1スタッツの突進で、墓場に5枚オニオン軍団があれば疾走+盤面1点と、効果自体は一見パッとしませんが、『オニオン軍団の長・バーゼント』によって驚異的なパワーを発揮します。
墓場にオニオン軍団が5枚あれば、4PP(3+1)+1PP進化で盤面に8点、リーダーに8点と言う、フォルテもびっくりの効果です。
デレマスのニュージェネレーションズ(島村卯月+しぶりん+本田未央)が7PP+1PP進化で盤面9点(突進打点含む)、リーダー8点と考えるとそのパワーは明確でしょう。
オニオンウィッチは、この『オニオン軍団の長・バーゼント』によって相手の面を崩壊させながらライフを削り切ることをコンセプトとしています。
デッキ構築について
構築についてまず悩む点としては、「オニオン軍団って何枚採用したら良いの?」と言った所かと思いますが、‘’バーゼントの効果でデッキの上5枚を見た時に2枚以上オニオン軍団が見えること‘’を満たす枚数で良いと自分は考えています。
要するに40枚構築であれば、2/5=16/40で、16枚は必須となります。
勿論、一枚目のバーゼントで4枚のオニオン軍団がデッキから抜けることで、2枚目以降のバーゼントのヒット率は下がるため、‘’ゲームプラン上でバーゼントを何枚投げるか‘’を考慮した上で枚数を調整する必要があると思います。
これを踏まえてCSに持ち込んだ構築がこちらです。
この構築では、「バーゼントを2回以上投げ、その他のパワーカードでゴリ押して相手のライフを削り切る」ことをコンセプトに、
オニオン軍団+バーゼント(必須枠)
デッキの潤滑油
その他便利カード
でデッキを構成しています。
必須枠
バーゼントを2回投げたい場合、2回目のバーゼントは単純計算で、デッキからオニオン軍団が4枚抜けた総デッキ枚数36枚の状態で、X/36の確率が2/5を満たせば良いため、 X=2/5×36 となり、X=14.4枚
これはデッキからオニオン軍団が4枚抜けている時の枚数のため、オニオン軍団の総枚数は18.4枚を満たす19枚(少し妥協するなら18枚)を、必須枚数の指標としています。
(エルザなどのカードを考えると、もう少し複雑な計算になりそうですが、いちいち考慮できないため単純な計算としています。)
今回はバーゼントを2回投げて、他のパワーカードでゴリ押すことをコンセプトとしているため、オニオン軍団は最低限の19枚とし、後半でその他のパワーカードを引きやすくするような構築を目指しました。
デッキの潤滑油
デッキの潤滑油に求める役割は、
バーゼントを引き込むこと
早期段階でオニオン軍団を5枚墓場に落とすこと
ゲーム後半に大型フォロワーなどの有効札を引き込むこと
の3点となります。
天才魔法使い・エルザ
バーゼントにアクセスしないと始まらないため3枚採用。
嵩張ってちょっと邪魔に感じたり、ゲーム後半の役割があまり無いため減らしても良いかも知れません。
エルザ進化のテンポロスは全てフルパワーバーゼントが取り返してくれます。
マナリアウィザード・クレイグ
デッキを2枚掘りながらオニオン軍団2枚を墓場に落とせる破格のカード
自分のゲームプランでは、今の所3枚採用しない理由がありません。
真理の発見
こちらもデッキを2枚掘れるカードですが、基本的に後手を取るプランのため(後述)、序盤では少し使いづらさがある場面があるかなと思い2枚採用。
この枠は正直3枚でも全然良いと思いますし、逆に不採用で別のカードを試してみても良いかも知れません。
光の道筋
手札を捨てるカードを多数採用しているため採用。
オニオン軍団を5枚落とした後のゲームで、手札を捨てるカードがこれとくっつくことで、2,3枚目のバーゼントや、その他のパワーカードを引き込む役割を持ちます。
また、墓場にオニオン軍団が5枚揃っていなくても、道筋を捨てて手札を増やした方が択が増えてゲーム進行が良くなったりするかなと若干思ってますが、まあその辺はまだ分からず…
その他便利カード
その他のカードは、基本的にオニオン軍団が5枚揃った状態で、バーゼントを1回以上投げた後に使うことを想定しており、
暇を潰しながらバーゼントや他の有効札にアクセスする
残りのライフを詰め切る
と言った役割を求めた採用基準としています。
カースエンチャンター
言わずと知れた超優秀な多面除去カードで、進化時効果で4点は出ないものの、デッキを1枚掘りながら暇を潰してくれるカードとしては全然優秀と判断して1枚採用。
今のところ抜く気はありませんが、まあ抜いてもいい枠ではあります。
一ノ瀬志希
山上3枚からバーゼントなどを探しながら、盤面5点で暇を潰してくれるカードです。
先5ターン目で、まだオニオン軍団が墓場に溜まっていない時は、墓場にオニオン軍団を貯める役割も持ちます。
3枚採用でも良いとは思いますが、後手で微妙に使いづらい場面も存在するため、少し嵩張るのを嫌って2枚採用。
断罪者・シルヴィア
このデッキのゴリ押し要素兼キングスノーマンなどの回答です。
バーゼントの効果でオニオン軍団がデッキから抜ければ抜けるほどデッキが圧縮され、このゴリ押しカードが手札に入りやすくなります。
引きたいので3枚採用していますが、歩法ロイヤルなどの打てるタイミングがほとんどない対面もいることや、ゲーム終盤になると引ける確率が格段に上がり、減らしても引けそうな気はするため、ここは要調整枠です。
おしゃれ枠
キングスノーマン
エルザからサーチする択として一枚採用。
実際にCSで人形対面をこれ一枚で拾って成功体験を得てしまったため、暫くは抜けなそうです。
採用候補カード
ラブリー★モニカ、マジカルビースト・モーラ
一回試してみて何かちゃうなあと思って抜きましたが、正直入れるべきだと思いました。
1ターン目にオニオン軍団投げるよりモーラを投げてデッキ1枚掘りながらオニオン軍団1枚墓場に送る方が全然強いしコンセプトに合ってます。
入れるとしたらラブリーモニカ2,モーラ3とかですかね。
ストームレイジ
盤面のオニオン軍団が残るか残らないかは相手のプレイに依存するため、オニオン軍団が盤面に残った前提で使えるカードは使いづらそうな印象があります。
4コストって所も絶妙に使いづらい点で「あと1面増やせば4点出るのにPPが足りない」などと言った状況が頻発しそうです。
未来視の魔女
デッキの半数がオニオン軍団であるため、オニオン軍団を1枚墓場に落とせる確率は50%、2枚落とせる確率は25%です。
トップに欲しいカードがあった場合、一枚も墓場に落とせないため、パッと見手札が減らないクレイグですが、かなり使いづらそうな印象を持っているため試してすらいません。
試したら評価変わるかも知れません。
バイヴカハ
環境の考察が進み、オニオンウィッチ対面の立ち回りが世間一般で確立し始めた時に、裏目として強いカードかなと思っています。
取り敢えず環境初期はやりたい事やったもん勝ちの印象なので山上3枚見れるものの、墓場にカードを送れないことを考えて不採用としましたが、今後採用価値が高くなって来ると思います。
異界を総べる者
このコスト帯に求める要素が、「暇を潰しながらバーゼントや他のカードにアクセスする」、「ライフを詰める」ことであるため、噛み合わず不採用としました。
7コストで墓場からバーゼントを拾えはしますが、その動きのために3コストのカードを増やす必要があること、そもそも7コストでバーゼント回収は遅いと感じたこと、デッキがかなり圧縮されているタイミングで無駄にオニオン軍団を落としてバーゼントのバリューを下げる可能性があることから、他のカードを採用した方が良いと感じました。
ゲームプランについて
1ターン目に自動的にデッキを1枚掘れる事や、エルザ、クレイグ、バーゼントを効率よく進化したいため基本的には後手選択ですが、ロイヤル対面だけ歩法ロイヤルに先手を渡したら耐えられないため、先手かなと思ってます。
前期のエボルヴをやってないので他のデッキへの理解度が上がったら変わるかもしれません。
ゲーム進行は至ってシンプルで、取り敢えずゲーム序盤は墓地にオニオン軍団を貯める動きをしたいため、キープ基準はクレイグや真理の発見のようなデッキを掘れるカードで良いかと思います。
序盤のテンポの遅れはバーゼントで取り返せるため、取り敢えずオニオン軍団を5枚墓場に貯めること、バーゼントを引き込むことを最優先で動きます。
各対面への立ち回りまで詰める気は今のところありませんが、まあやっている内に各対面へのゲームプランが整ったら追記しておきます。
最後に
雑ではありましたが、以上が新弾発売後から考えたことになります。
過去に2回ほどクソ記事を書いた事がありますが、しばらくは競技としてエボルヴをやる気はあまり無いので、エボルヴをやる時間がかなり少ない中ではありますが、こんな感じで考えた事があれば情報発信していこうかなと思っています。
オニオンウィッチと言うデッキが半分ほど手札に不要なカードで構成されているため、最初はデッキになるのか疑問ではありましたが、思っていたよりパワーが高く、楽しいデッキでした。
新環境が始まったばかりで、まだまだ詰められる所があり、環境も動いて来ると思われるので、時間が許す限り色んな人の意見を取り入れながら、より良い形の構築やプランをダラダラと考えて行けたらなと思っています。
それでは、良きオニオンライフを。