第6話 明治安田J3リーグ FC琉球 vs アスルクラロ沼津
こんにちは、ぺっぷです。
今節の相手はアスルクラロ沼津さん。
市町村名の”沼津”をチーム名にいれているの珍しいなと一瞬思ったんだが、清水も磐田も鹿島も柏もそうだろ、と心の中のリトルぺっぷが教えてくれた。単に"沼津"を聞きなれていないだけだった。
スタメン
琉球は岩本が今季初出場(即スタメンかい)。平松が前節に続きベンチ。
センターハーフの序列は
「岡澤→佐藤→平松→岩本・小川→(鍵山?・武沢?)」
こんな感じなのかね。
サラリーマン風に言って、センターハーフに求める人物像は
「パス出せて、パス受けれて、走れて、守備もうまくて、裏へ飛び出せる人求む」となかなかな高スキル人材だよな。職歴に「琉球で中盤やってました」と書かれていたら履歴書が映えそう。
*引き抜かないで
右のCBには引き続き山内が入る。増谷はいずこへ?と思ったし「森<山内」の序列は昨シーズンと立場逆転しているやんけ。
吉本もスタメン。
急にベンチ外、は琉球の定期ムーブなので連続スタメンに安心した。
GK もターンオーバーなのかは知らんが、東→六反に変えてきた。
今季の琉球はビルドアップにGKを絡めないスタイルだよね。
最前線には野田・富所が入る。
怪我人の復帰があって幸喜はベンチ外なのだろうか。それとも卒業旅行だろうか
一方沼津は元日本代表の川又がベンチいる。
彼の名を聞くと ”chinkodekasou” が脳内再生される。
斎藤学もベンチに控えてる。
元代表クラスも続々とJ3に流れ着くようになりましたね~。
J3の認知と言うか裾野が広がって、受け入れられてきたのかね。知らんけど。思い返すと2018シーズンにJ3を制したときと昨今のJ3は比べもんにならないくらいレベルが上がっているのは間違いない。選手のレベルも各チーム戦術も上がっていて魅力が増している。
弊クラブにおかれましても、播戸・藤春とG大阪レジェンドルートを活かし、宇佐美・パトリック・遠藤・宮本恒靖を招聘するのはいかがでしょうか。
前半
沼津のキックオフで試合開始
1分、沼津が深い位置から左サイドにロングボールを入れる。
琉球は間延びしていてセカンドボールを簡単に拾われてしまう
3分、敵陣でボールを奪った琉球がエリア内でシュート。
良い位置で奪えた
7分、右の津久井がドリブルで吉井をかわしクロスを送るとゴール前で鈴木が合わせるが、(六反が触っていたかも)ポストに嫌われる
沼津は左右どちらのサイドもドリブルで仕掛けてくる
右はWGの津久井、左はSBの濱
8分、最近攻撃に目覚めつつある上原がクロスを送ると、左CBの藤春が走り込みミドルシュート。見せ場到来だったが惜しい
ニアで富所が合わせ損なってるんだが、そこそこ決定機だったな
DAZNさん(というか沼津の放送局の方なのか)、インプレー中にハイライトを差し込むのは辞めてくれ
あと、アウトオブプレーの度に選手に寄るのも辞めてくれ
プレー始まってるぞ。野球じゃないぞ
11分、野田の強烈なミドルシュート。惜しい
そんなシュート持ってたっけ野田
13分、沼津が吉本の裏を完全に取りエリア内へパスを送りチャンスを作るが六反がセーブ。手前であった藤春の全速力プレスは流石
沼津のビルドアップはこの形
もはや真新しさは全くなくなった”偽SB”。似たやつだと偽9番もある。
最近この手のワードで新しいやつ聞かないな。
沼津は右のSBが中盤に加わり味方へのパスコースの創出と、琉球の守備基準をまどわす。いつもなら佐藤が敵の左CBにプレスにいくのだが、目の前の安在に心を奪われプレスに加勢できない。
厄介だったのは、ビルドアップの位置が深いこと。
相模原もやっていた撒き餌作戦で琉球プレスを深い位置まで来させる。そして中盤間延びさせる。そのスペースを使ってショートパスでも繋げるし、左サイドに目を向ければフィジカルゴリゴリの鈴木と和田もいるためロングボールでも優位性を作れる。そしてそしてロングボールを放れば、既に琉球は間延びしているからセカンドボールの回収も優位に立てる。という3段構え。
3トップのワイドはこれでもかと幅を取る。
ボールを持てば個で仕掛けれるクオリティーだった。
嫌な相手
17分、攻撃に目覚めつつある上原の狙いすましたアーリークロスから野田のボレーシュート。これはGKがセーブ。決めたかった
富所が精細を欠いているのが気になる。
ポゼッション出来ないと富所は活きないなー。
琉球はもうちょっと保持してもいいぞ。
前に早すぎる。最終ラインからの縦パスも良いんだけど、バランスも大事。ボール持つ時間を増やして沼津のプレスを一つ一つ剥がしていきたい。GKもビルドアップの仲間に入れてあげて
5-3-2の守備ブロックも機能しているとは言えない。
ボールホルダーにも寄せが甘く、そして山内のところで裏も取られている。上手くいってない試合あるある。
そんな試合展開を無視し先制するのは琉球。
岩本、富所と縦パス2本で沼津守備を無効化しボールは左サイドの吉本へ。狙いすましたレフティーがクロスをあげると合わせたのは岩本。先制琉球。1-0
ドンピシャ。
全く試合に絡めていなかった岩本だったが少ない機会で存在を示す
29分、沼津のイージーミスから野田が裏へ抜け出すが、ドリブルが大きくなる。野田、結構ぽかしてる。1点もの。
30分、沼津がコーナーキックを合わせて同点。1-1
マーカーは山内っぽく見える。ドフリーにさせすぎというか、遠くから相手をみてるだけで最初から寄せてない。
山内はこれがあるんだよなぁ・・・甘さというか
琉球は山内ー上原の所を狙われまくる。
37分、野田が相手を倒してイエローカードを受ける。これは仕方ない。ナイス。このプレーに至った攻め急ぎが頂けない
40分、鈴木と山内の呼吸が合わずパスミス。
鈴木の「なんだよもう」がこの試合を物語る。
ミス後の立ち振る舞いで運が逃げていくと、戸田監督が言ってたのを思い出した。
そして同40分、またも沼津は左サイドをブレイク。
あまり難しいことはやってないんだよな。
沼津の左利きのCBにボールを逃がす
↓
寄せがかからないからフリー
↓
タイミング合わせて裏抜け
↓
スペースへパスを出す
ほんとこれだけに見える。
CBを抑えれば済む話なので、誰か当てたいが5-3-2では無理なのだろう。そろそろ守備時5-4-1も視野に入れるべきなのでは?
求む、試合中の修正!
裏抜け以外に厄介だったのは、徹底した藤春封じ。
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