子どもは複数人で育てたい
「子どもを育てる」ということについて、
結婚してから5年目に入り、捉え方が変化している。
我が家は旦那さんに離婚歴がある。
当時3歳だったボーイの親権は協議の上父親に渡った。
そして初婚の私と3人で"家族"となる。
3組に1組が離婚するという現状。
女性の社会進出が増えたことにより生活のために離婚できないというケースが減っていることもあると思うが、
"離婚"している人は友人や職場にも結構いる。
離婚すること自体は仕方がないし、
子どもがいるとしても、無理をしてまで夫婦を続けることではないと思っていた。
これが結婚前の考え。
結婚して、小学生ボーイとの抗争が増え、
うわぁ、これは、子どもかわいく思えない!!
実親じゃないと、この状況は受け止められない!!
と強く感じ続け、
"実親"はなるべく子どもから離れないほうがいいと確信した。
きっと実母ならどんなときも愛を注いでるハズ!
きっとそのほうが子どもも幸せなハズ!!
そこからまたしばらくして考えに変化があった。
私のそういうドロドロした感情をいろんな親たちに話していくと、意外とみんなドロドロした部分があることを知る。
実の親だろうが、血のつながりがなかろうが、
結局は相性の要素が大きいのではないか。
その相性はもちろん性格もある。
我が家の場合は、
一緒に暮らしていない期間に染み付いているボーイの癖や好みがあり、
例え未就学児だとしても、他人の私からすると違和感であり、常識が違う印象を持つ。
それは傍から見ると些細なことだが、
そんな小さなストレスほど、気づかないうちに溜まり続け、
私のように爆発し、大気圏を離れ宇宙まで飛んでいくほど信じられないことが起こったりする。
そこを踏まえていま思うのは、
子育てを1人でするのは相当の苦労と苦悩があること、
そして、出来るなら、複数の大人が関わったほうがいいこと。
別に一人親の子育てを否定する気は毛頭ないし、事情もさまざまだし、親の頑張っている姿を子どもはきちんと見ていると思う。
そして再婚を推奨しているわけでもない。
ただ、いろんな大人がいて、いろんな子どもがいる。
親だから子どもの気持ちを理解できるとも限らない。
子どもは親の所有物ではないし、
親が上で子どもが下ではない。
(ボーイはこう思っていない。私のせいだが…)
他人だからこそ、
自分と全く違う人間だからこそ、
いろんな大人と子どもが関わることが重要ではないか。
それが結果大人にとっても、子どもにとっても
プラスになると思う。
だから親二人いれば十分なんてこともなくて、
親以外の大人も一緒に子どもと関わったほうが
省エネだし持続可能。
地域で子育てなんて言葉は東京では幻のようになっているけど、
すごく大事でいいことだなと、最近気づいた。
じゃあ具体的にどうするか、まだ答えはない・・・
なのでボーイにはどこか全寮制の学校か、
海外留学なんかしてもらえたら・・・
私もときどき会うくらいなら、
ボーイへの爆撃も減ると思うし・・・(こっちのほうが本音)。
あ、まずは私もいろんな人と会って、
人間の幅広げたいですね。
これからもこの『子ども』と周囲の環境についての考えを
ブラッシュアップしていきます。