旦那が役者はじめました

何度か登場しているマイハズバンドとし。

私の元同僚で、元シングルファザーで、
私と息子のことが大好きなとしくん。

そんなとしくんが未経験ながらも
表現者としての活動を始めている。

今日は彼の役者デビューの日。

演技未経験のとしくんが区の演技塾に申し込み、
仲間と練習を重ね、一つの舞台ができたのだ！

彼の中で憧れていた演劇の世界。
その一歩目を、私とボーイで観に行った。

会場は区のホール。
観客は100人はいただろうか。

始まる直前、ボーイは緊張のあまり私にしがみついた。
セリフ忘れたらどうしよう！とお父さんの心配をするボーイ。
それも舞台の醍醐味だと演劇部出身の私は諭す。

舞台は笑いあり、涙ありで予想以上に面白かった。

劇中劇の設定で、演技塾に集まった人たちが思い思いに演技していくお話。

とても個性豊かな役者たちの可笑しな展開に何故か感動してしまい、『手のひらを太陽に』の大合唱で涙が溢れた。

そしてボーイはというと、始まってすぐにリラックスした様子で楽しんでいた。

たくさん笑い、拍手していた。

予想では終始恥ずかしがってひっつくかと思っていたが、そんな心配は無用だった。

ボーイはまた、夢を叶えるお父さんの姿をしっかり見て、笑っていた。

尖った石役

ダンス、歌、演劇と彼の表現者としての活動の広がりの勢いが止まらない。

私もそんなとしくんに刺激を貰いながら、
やりたいことをやっていきたい！