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子どものかわいさとは

出産迫るべビビの服を洗濯をした。

よくSNSで『世界一幸せな洗濯』と見かけていたけど、
他人の子の洗濯物見てもな~んにも感じなかったけど、
我が子のものとなると比べ物にならないくらい可愛く見えた。

洗濯前に並べてみた


洗濯物を見て、旦那としくんが言った。

「もう、孫みたいな感覚になるよね(о´∀`о)」


孫?まだ母になった感覚もないけど??

我が家の継子ボーイとは小1からしか一緒に住んでないから。

ちいちゃくて、ほぇほぇ言ってて、ふにゃふにゃで、
言葉も通じない赤ちゃんボーイ知らないし。

起きてから寝るまでずーっとぺちゃくちゃ喋って
鼻ほじって爪噛んで
目薬を点すときはこわいと何滴も無駄にして
電車で歌うなって言った2秒後には歌って
移動中はしりとりしないといけなくて

大変だった・・・

赤ちゃんもそれはそれで本当にもっとものすごく大変なんだろうけどさ・・・

ほんぎゃぁ言ってるボーイと過ごしたら、
お腹にいるビッグべビビも孫のように感じるのかしら。


もう母5年やってるけど、
まだ母の気分がわからないような、
子どもってどんなものなのか、わかるようでわからないような、
もうわかっているのか・・・?


まぁボーイの考えていることは後頭部でわかるし、
部屋でしていることは音でわかるし、
姿が見えなくても鼻息で喜んでいるのわかるし、
言葉数が少なくなると発熱だとわかる。


小学校高学年になってから、我が家のボーイは定期的に発熱する。

季節の変わり目とかになるのかしら。

一緒に暮らし始めた頃はぜんっぜん風邪引いたり体調を崩すことがなくて
あんまり心配したことがないんだけど

身体の成長期と合わせて不安定な時期なのか、
年に2回くらい40度近い熱を出す。

去年は運動会当日に高熱を出し欠席。

今年は小学校最後だからか、当日は元気に参加したが翌日に39.6度を叩き出しバタンキュー。


看病し、熱も下がった病み上がりのボーイとソファでテレビを見ていると、
久しぶりにコテンと頭が肩に乗った。

そして私の二の腕をモミモミしはじめる。


思えばこんな風にくっつくのはいつぶりだろう。


一緒に暮らし始めた頃は、まだまだ甘えんボーイだったので
よくくっついてきては、私に重いだの暑いだの言われて、
引っぺがされていた。

かわいそうなボーイ。


それから年月が経ち、思春期にも入り、母の腹も大きくなり、
日常での触れ合いはいつの間にかなくなっていた。

人間弱ると人肌恋しくなるものよね・・・

そして子にとって一番身近な人肌は親だよね・・・

ステップママになったときから、
こういう子どもからのスキンシップに、『あ、私お母さんなんだ・・・』と実感する。

だって親以外にべたべたくっつかないもんね・・・?
私は少なくともそうだった。


私にとっては他人の子だけど、この子にとっては親なんだ

自分から自分にそう言われたような感覚になる。

それは重責のような、愛情のような、
よくわからないけど心に芽生えるものがある。


昔引っぺがした罪悪感を抱きながら、
あと何回あるかわからないボーイからのスキンシップを
噛みしめる夜でした。


かわいいやつよのう・・・


と思っていたのに、翌日学校に行くときマスクをつけろだの(咳が出てるので)長袖か長ズボン着ろだので揉めた。

大丈夫VS大丈夫じゃない

この季節の変わり目の服装変更で揉める現象に名前をつけたい。

そして病み上がりの子は親の言うことを聞く法律を制定したい。







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