光る継子へ
今年から毎週日曜夜は家族3人揃って大河ドラマを観ている。
坂本龍馬に始まり幕末、江戸、歴史と興味が広がったボーイに、大河ドラマを勧めたのは旦那としくんだった。
もはや韓国ドラマ?的な展開で、ボーイは『大河ドラマってこんなに面白いの?』と大変楽しそう。
だがこの前の日曜日はボーイの発熱によりやむなく録画。
明日観ようねと言っていたらまさかの翌日40度超え。
私もびっくり。
人間不思議なもので、この温度は本人には伝えない方がいいと咄嗟に仕舞い、意識がしっかりしていることと水が飲めることを確認して寝かせておいたらすぐに下がった。
ふぅ。
小1から彼のママンをしている私には初めての『子ども、40度の巻』。
ひやっとするね。
小5でもひやっとするのに、
赤ちゃんで想像すると、、ゾッ
なんだかんだその次の日にはすっかり元気になり、
なんなら高熱経験したからか病み上がりだからか
どことなく大人っぽくなったボーイ。
熱が下がったら今度は花粉の打撃。
朝から鼻水ズルズル。
永遠に吸ってる。
でも去年とは違う。
ボーイは「鼻をかむ」という大人な対応をしている!!!
鼻かんだティッシュをちゃんとゴミ箱に捨てている!!!
そんな大人なボーイと2人の朝ごはん。
私はりんごカッターで切ったりんごを4つ『どうぞ』と渡す。
ボーイは『どうも』と受け取る。
それぞれ黙って食べていると、どこからか、音がしてくる。
「プピー」
ボーイの鼻から音がする。
鼻かんだ後に出る、穴の狭まった鼻で呼吸したときに鳴る特有の「プピー」であることは
大人の中の大人の私にはすぐにわかった。
わかったけど、朝だし、眠いし、特に反応せずに見てた。
ボーイは「プピー」音に一瞬あれっという反応をし、
そっと鼻を触り、ちょっと呼吸の仕方ゆっくりにしてみる。
「プ ピ ー」
ちょっとゆっくり鳴った。
ボーイの鼻水が光っていた。
そんな朝でした。