継子ボーイの負傷
話は昨日の正午に遡る。
書いた通り昨日は推しのフェスの日。
夫婦でこの日を楽しみにしていた。
帰りが23時ごろになると予測し、お留守番となる小5の継子ボーイが寂しくないようにマイマザーjunが来る予定になっていた。
旦那としくんは所用で先に出掛け、午前中にボーイは一人で行く運動の習い事があり、私は朝からせっせと片付けと掃除と買い出しに勤しみいつものようにボーイを待っていた。
ところがなかなか帰って来ない。
寄り道してるかな〜くらいに思っていると
インターフォンが鳴っていつも通りのただいまが聞こえる。
一安心したのも束の間、片足を引きずったボーイが入ってきた。
どうやらボールを蹴ろうとして相手の足とぶつかってしまったらしい。
足を見ると親指の付け根が少し腫れていて、歩くのが困難そうだった。
足を引きずりながら、時々イテっと叫ぶボーイ。
習い事の先生が親を呼ぼうと言ったらしいが、ボーイが断ったそうだ。
なんでと問い詰めると、車がないから結局変わらないとのこと。
確かに我が家には車がない。
私自身生まれてこの方車のある生活をしたことがない!!
それでも痛いし歩くの大変だし私なら速攻でお母さんを呼んだだろうなと骨折経験もないけどぼんやりと考えていたらボーイが続けて言った。
「あとは、心配かけたくなかった・・・」
この場にとしくん(父)がいたら泣いてるだろうなと思いながら、
そんなの帰ってきたら心配するんだから関係ないでしょ!こういうときは頼りなさいよ!!と相変わらず文句を言うわたし(母)。
日曜なので近くのクリニックは軒並みお休み。
タクシーで遠くの病院に行くか聞いたが、
動かさなければ痛くないから明日で大丈夫と本人。
旦那とも電話で相談し、明日の朝に行くことになった。
そんなボーイをマイマザーに預けて推しのフェスへ行ったのだ。
行きしなとしくんは泣いていた。
泣きながらも足は会場へと向かっていた。
そして今朝、ボーイと私は初めての整形外科に足を踏み入れた!
休み明けということもあり、リハビリ待ちの賢者たちで溢れる中、初レントゲンを経て、お医者様から初骨折診断を下された!!
やっぱり折れていた。
ポキっとではなく、骨の端っこが薄く剥離しているようなタイプのものだった。
松葉杖と痛み止めは謎にどちらも断るボーイ。
これは男子あるある?
フェスの疲れが残る中、朝から通院、学校送迎、マジック付きサンダルの購入と慌ただしかった1日。
足を引きずるボーイを見ているといつもの鬼きびぃ母は奥に引っ込み、
我が子のためにせっせと出来ることをするのでした。
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