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にぎやかなロシア語メモ
こんばんは、今日も一日お疲れ様です。
さて、本日は始業の前に時間があったので、図書館に返却期限がだいぶ過ぎてしまった本を返しに行きました。だいぶ過ぎたので(くどくてごめんなさい!)自動返却器の近くのお姉さんに「すいません」と声をかけ事情を話したら、笑顔で「大丈夫でーす」と言われてあからさまにホッとして2冊まとめて機械にいれかけたら「1冊ずつお願いしまーす」とのことでした。ユニクロのレジではないのです。
さて、返却もすみ、すっきりしたその足で、前から気になっていたロシア語の教本を検索してみたところ、なんとも軽いノリのタイトルが異彩を放っておりました。決して「ロシア語入門」でも「初心者のロシア語」でもない、
「にぎやかなロシア語メモ あるいは眠られぬ夜の外国語のために」
(大修館書店)
画面上のリストで一番長いタイトル、しかも懐かしい大修館書店!何が素敵って、「眠れない」ではなく「眠られない」
これまでのロシア語入門書にはない面構えに、私はすぐにその本に会いに行ったのです。
楽しみはとっておく派の私は、帰宅してからようやく開いてみたところ。
これは!
なんて!
あたし好み!!!
まずまえがきが
『エッセイ集としてのまえがき』と『単語集としてのまえがき』の二段構えで、まさかと思い最後のページを開けばそこにはやはり『エッセイ集としてのあとがき』と『単語集としてのまえがき』がありました。何しろ、単語集としてのまえがきの最初の文章が、潔い宣言
『ロシア単語集として、本書は甚だ不親切にできています。』
なんて一筋縄ではいかないの!!
自分の本を教本としてた教授で、こういうこと言う先生もいないことはなかったけど、本の中で言い切った人はいなかった。これはもうウキウキを禁じえません。
ページをぱらぱらめくるとコラムが合間合間にあり、題して
『ロシア語深夜便』
そうそう、夜更けにはラジオ深夜便よね(って母が言ってた)
自分が学生時代に中国語を勉強していた時は、やたら小難しかったりいかつい感じの近寄りがたい教本ばかりで、ひたすら修行と思って石の上に座りましたけど。
これはいい!
眠る前にちょっと読めって作者自ら言っている、つまり机の前でなくてもオーケイ?ってことですよね。
寝る前の楽しみが増えました。早速今夜から読みたいと思います♪
え、私のロシア語レベルですか?
ばるちょーなく!って言って喜んでいるレベルです。
それでは今夜はおやすみなさい
明日もいい一日になりますように!
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