京都大学?だからなんだ。
あなたは海外で働いたことはありますか?
私は恥ずかしながら海外で働いたことはもちろん、海外渡航経験が今までありませんでした。そんな私が初めて日本の外に飛び出した中で感じたこと考えたことをここに記します。
改めまして、私の名前はPepperと言います。現在京都大学公共政策大学院に在籍している修士1年生です。普段は大学院生をしながら、二郎系ラーメン屋で働いたり、日本人アーティストのSNS運用のお手伝いをしたりしています。
そんな私がMeRISEにインターンとして参画し、海外で働くこととなったきっかけは芦名勇舗さんのこのツイートでした。
正直こんな具体性の欠ける募集意味がわからないと思います。私もよくわかりませんでした。ただ、わからないからこそ面白い。
私の中での行動指針として「Just do it」。迷ったらとりあえずやってみる。わからないことにこそ価値があるというものがあります。かつ、ずっと大学生になってから漠然と海外で働きたいという気持ちもありました。
そうなったら、こんなわけのわからない募集でも私には大チャンスとしか思えませんでした。
そこで連絡を取り、実際にZoomでお話することとなり、今のインターンに繋がりました。
海外経験はゼロで学生の自分を11月の話し合いの場で12月にセブへ連れていくことをその場で決定し、実際に12月の中旬に1週間セブに飛びました。
セブに飛んでからは全てが新鮮で、見たことのない景色、考えたこともないことだらけで常にアドレナリンが最大値に出ていました。
初日からJongさんを始めとした経営者の方々に、
「京大生だから何がすごいんだ」
「東大生も京大生も日本のトップ学生は大したことないとわかった」
「お前は選民思想を持っている」
など厳しい言葉をたくさん頂きました。
日本にいると特に東大京大早慶などの上位大学に所属している学生は、無条件に肩書きだけで評価され、自分はすごいんだという何者でもないのに過大評価してしまう。
私もその一人であった。いつからか周りからの頭が良い、すごいという社会的評価に晒されて、自分は何か特別な何かを持っているのではないかと勘違いしていた。
しかし、一度外に出てフィールドを変えるとそれらの肩書きに価値はない。
海外というフィールドに出るとあなたが持っている学歴や肩書は正直腹の足しにはならない。
むしろ、その取るに足らぬプライドが足枷になってしまう。
一度考えみてほしい。その肩書きに甘えてあぐらをかいて日本で満足しているままでいいのだろうか。
一度大学受験という仕組みで頂点を目指そうと志し、それを実際に達成した力と意志を持つあなたならわかるはずだ。
新しい環境に飛び込んだ時の不安と、それを越える高揚感を。
現状に満足できているのだろうか。
次目指すべきところはどこか。
それは間違いなく日本にはない。
日本の中で大学受験という一つの競争で勝ち抜いたあなただからこそ、日本で燻っているのではなく、今の自分がアドバンテージにはならない新しい環境で挑戦するだけの気概があるのではないか。
そして、その想像できない未来にワクワクしてしまうのではないだろうか。
このNOTEのタイトルにもある「京都大学?だからなんだ。」というのは、どこか現状で満足していた過去の自分に対しての戒めである。
そして、過去の私と同じように現状の肩書きに満足しているあなたに対する投げかけでもある。
現状に満足して気持ちよくなることはもうやめにしないか。
あなたにはこの心地よい日本を飛び出して、まだ見ぬ世界に飛び込んで自分の可能性に挑戦するチャンスが間違いなくある。
ただ、そのチャンスを見て見ぬふりしているだけだ。チャンスは様々なところに転がっている。
頭が良いからこそ、失敗した時のリスクや、その挑戦を選択したことによる機会損失を考えてしまうかもしれない。
そんなこと後からどうにでもなる。
間違いなく言えることは、最大のリスクは挑戦する機会を見逃してしまうことだ。
世界情勢も日本経済も急速に変わり続け、不確実性が高まっている現代において、変わらないことが最大のリスクであり、自分の価値を高める方法は「変わり続けること」。ただそれだけである。
安直ではあるが、日本にいては変わることはできない。日本の外に出よう。
言語や文化、経済が鎖国状態にある日本を飛び出し、世界基準で強い人間になれるように。
日本での一番ではなく、世界での一番になれるように一歩踏み出してみよう。
そのような気概のある東大生京大生がいたら是非連絡をしてほしい。
MeRISEはそんな気概のあるあなたと一緒に世界で仕事をしていきたい。
私にとってもまだ序章であるこの物語をどこまで大きくしていけるか、自分がどこまで成長できるかは正直未知である。
しかし、間違いなく一つ言えることがある。
今が人生で最高にワクワクする。
このようなチャンスを与えてくれたJongさんと芦名さんには感謝してもしきれない。
このチャンスを自分のためだけでなく、MeRISEのためにも全力で活かし切りたい。
そして、そのチャンスをあなたにも掴んでほしい。
これから、このNOTEでMeRISEでの活動を継続的に更新していく予定であるが、このような大口を叩いている私が今後どのような成長を遂げるかぜひ見ていてほしい。
見ているだけではなく自分も外の世界に挑戦してみたいと考えるあなたはぜひ連絡をしてほしい。
Pepper