思索 その1
人間は何故生まれてきたのだろう?
人間は他の植物や動物を捕食して生きている。
そう言う意味では残酷な生き物だ。
また、公害を始めとする様々な悪影響を、自然界にもたらしている。
こんなに無駄な生き物って他にはいないのではないかとさえ思う。
しかし一方、人間は時間通りに働いたり、時には祈ったり、文化活動をしたり、ボランティアをしたり、他の人を助けたり、中には僧侶になる人さえいる。
そう言う意味では、動植物にはない高潔さを持っている様にも見える。
人間って複雑な生き物だ。
動物は恋愛とかするのだろうか?
中にはする動物もいるとは何となく思う。
でもそれは人間のそれとは違っていると思う。
もちろん、もっと動物は短絡的だと言うのが一般的な意見だろう。
僕は人として生まれてきて本当に良かったなと思うことは、読み書きができることである。
今、自分はヴィクトル・ユゴーのレ・ミゼラブルを青空文庫で読み返しているが、ユゴーの小説を読んでいると
自分の中に眠っていた。善性が蘇ってくる。
正義とは何かを追求し続けたユゴー。
その生涯も、亡命などを経験している、波瀾万丈の人生だったと聞く。
人間はなんで生まれてきたかと言うお題から始めたが、そもそもそれが間違いなのかとも思う。
ただ自然の一員として、自然に生まれてきた高等生物。
その様にも感じる。
皆さんは、なんで人間が生まれてきたのか、と言うお題だったら、なんて答えますか?教えて下さい。
ぺん太郎