インド占星術: 2室に2大凶星が在住
インド占星術のnoteです。
今回は最近気になっている自分の2室について書いていきます。そこには2大凶星がいます。
2室の象意について簡単に
2室は肉親、口、スピーチ、言葉、育った環境、富、食べ物、それからマーラカなので死も表します。
2室にW凶星を持つ実感として
・やはり残念な気持ちになることが多い
確かに他の人が同じことを言っていたとしても、それを私が言うとなぜかいじめにあったり、人間関係がこじれたり、特に肉親、家族とはなかなかうまくいかなかったりということが多いです。
心にもない言葉が先走ってしまうということもよく経験しています。本心ではないのに、と後悔してしまうこともしばしば。
結果、ひとりでいることが多いです。
でも、これは2室のw凶星のせいというより、自分で見つけた自分自身でいる方法と言ったほうがいいかもしれないです。
(以前は、どうにかしてつるむ相手を見つけようと躍起になったりもしていましたが、疲れ果てていました。この辺りは月蝕生まれであることの方が作用しているように思います)
・辛かった時期のことを振り返ると、この2室が関係している
辛かった時期を一つ例に見てみようと思います。
それは中学生の頃いじめに遭い、しばらく不登校をしていた頃です。
その頃のダシャーは金星期・ケートゥ期です。トランジットを見てみると、火星のトランジットと土星のアスペクトがバッチリ2室にあります。
私の金星は無傷で、10室なので(10室は隠そうとしても隠しきれない部分を表します)もしかしたら悪目立ちしていたのかもしれません。
それに拍車をかけたのが、この火星のトランジットと土星のアスペクトということなのでしょうか。
中学生だったのでとても多感な時期で、あの頃のことは現在もかなり傷になって残っています涙
ただ、その頃「旅」ということにも出逢っています。不登校をしていたので、「ここじゃないどこかへ」という願望がありました。
見てみると、9室と12室に土星と木星のダブルトランジットができていました。(9室も12室も旅や海外という意味がある)
八丈島に一人で行き、初めて飛行機に乗ったり、ボストンにもホームステイを体験しに行ったりと旅や外国と縁があったのもこの時期でした。
自己肯定感が下がっていた時期なので、この一人旅というはとても救いとなっていました。
・富という象意についても考えてみました
2室は富という意味もあるのですが、確かによく衝動買いをしてしまいます。なので、お金は自分の手元にはあまり留まってくれません。
が、2室の支配星である水星が11室に在住しているからか、お金に困るということは今のところありません。
ナクシャトラは両方ともハスタで居心地悪い
2室在住のW今日星ですが、ナクシャトラは両方ともハスタというナクシャトラです。
ハスタは月支配です。火星も土星もこのナクシャトラはあまり居心地が良さそうではありません。
私が参考にしているナクシャトラの本を見ると、
火星に関しては「戦争」とか「武器」、「戦士のリーダー」などの言葉が出てくるようなちょっと怖いことが書かれています。ビル・クリントン、チャーチル、ビル・ゲイツなどもハスタの火星を持っていたようです。
土星に関してはこのナクシャトラはあまり相性が良くないけれど、乙女座自体とは相性が良いみたいです。「規律を守る」とか「気まぐれな気持ちをコントロールする」などぜひ日常に活かしていきたいと思うことが書かれています。
この2室をうまく使えないだろうか…
・2室にW凶星は占星術に向かない⁈
とある占星術の先生は「2室にw凶星がある人は占星術に向かない」と言っていました。
ショックを受けて、私の占星術の師匠に泣きつくと、「そこだけを見るのではなく、多角的に見る。11室の水星は占星術にはとても良いし、5室の月やケートゥも後押ししてくれる」と占星術を続けることを励ましたくれました。(お師匠様、大好きです)
・40代になってから、あまり多くを話さないということを学んだ
これは土星からの気づきだと思います。40代になり、少し黙ってみるということを学びました。
そうなんです。あまり多く話さないようにして見たら、何だかとても心地よいことに気づきました。また、月蝕生まれの私にはこの方法で他者との距離感がうまく掴めたように思います。
というのも、自分の領域に(心理的なパーソナルスペースみたいなもの)入り込まれると疲れてしまうからです。
・2室W凶星を今後、仕事で活かしたい
もう一度2室の象意の「口」「スピーチ」などについて振り返ってみると、以前アナウンサー向きの声してると言われたり、英語暗唱大会に出場したり、合唱コンクールではソロパートを歌ったり、大人になってから声楽を習ったりしたことを思い出しました。前職では館内放送も仕事のうちでした。
こうしてみると、10室の金星も連動しているようで悪いことばかりではないように見えます。
実は、私にはよく使われるビムショッタリーダシャー以外に、もう一つ当てはまるダシャーがああります。
そのダシャーによると、今年の7月あたりから仕事において土星の影響による変化がテーマとしてある。
もしかして、現在美術館の展示室で主に働いているけれど、館内放送を担当したりする機会があるのかもなんて、思っています。
この2室w凶星をうまく使えたら良いなと思います。
まとめ
2室に関して、辛い思いを探せば、一般的に見て多いかもしれないけれど、意外と良い面もあります。
2室だけでなく、他の星との絡みも影響して、単純に良い悪いでは言えないですね。
こうして見てみるたびに思うのですが、自分が生まれ落ちたその瞬間の夜空の星の配置は、やはり自分に用意してもらった星の配置だと思います。魂の成長のため。
大きな大きな存在からのプレゼントのようです。
なので、2室w凶星だけど、ガッカリしてないでうまく付き合えるといいなと思います。
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壮大で難しいと言われるインド占星術を学び始めてまだ浅い私です。なので、検討の仕方もまだまだ浅いと思います。
自分の学びのためにnoteを書いています。温かい目で読んでいただけるとありがたいです。
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参考にしている教科書は私のインド占星術の師匠のテキストと、こちらの本です↓