最近感じた事をつらつらと
この前聴いた大好きなDua Lipaのラジオで言っていた言葉が心に残っている。
友達にだから言ったのにと言う"I told you so people"にはなりたくないという話だった。
友達が進んでいる道を先回りしてあーだこーだ言わずに送り出し、たとえ失敗したとしても温かく迎え入れるほうがいいという事で、"I saw it coming but"と内心思いつつも頭ごなしに止められてそれで諦めさせたりするより"good luck"と送り出されて何があっても受け止めるよと大きく構えたほうがずっといいと。
"I told you so"って人々も良かれと思って言ってるのは分かるけど正論って時に暴力なのである。
立ち直れる範囲の失敗ってしてなんぼだよなぁと思った。
ウクライナの事で多分みんな色んな事を思っていて色んな意見があって、私も沢山学んで考えて心が痛いのだけど、ピロシキーズのブラス(ロシア人だけど日本でずっと育ってる)が言っていた「祖国と政府はイコールじゃない」というようなことが心に残った。
ロシアの人々にも色んな意見の人がいて、自分がホームステイした家族や家にホームステイで来てくれた人々が沢山いて皆家族なのだ。ロシア国外にいるロシアの人々もコロナが流行り出した頃のアジア系の人々のように生きづらい日々を送っている人もいる。
もちろんウクライナの人々が一刻も早く安全に暮らせるようになることを願ってやまない。
だからといってロシア=悪では決してないのだ。
国と政府と人と歴史が全部一緒くたに語られたのではいつまで経っても友好な関係は築けないと同時に政治という大きな権力に無関心ではいけないのだということを思った。
今日は村上春樹原作の「ドライブマイカー」の映画をpooloの仲間と観に行った。
久しぶりに人と映画を観に行って観た後の感想を少し語り合ったりして凄く良かった。
正直難しくて消化し切れていないけど自分の事を深く知る事で他人を理解出来るというのが数あるメッセージの一つというように思って、主人公が人々との出会いにより時間をかけて内省を深めていきぶち当たった問題に対し答えを出す様子が描かれていた。
pooloの講義や自分の要素を書き出すワークでもTABIPPOが出してる旅の本の旅に出る理由でも繋がる部分を感じて、旅に出るのは自分探しに出るのではなく旅に出た結果自分の中に隠れていた答えを導き出すのだと、内省を助けるのが旅なのだという事を思ったのだった。
語り切れない沢山の要素が詰まった映画なので時間と気持ちの余裕を持って皆様観てみて下さい。