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バレエ コンクールにかかる費用 「お気持ち代」って何?

小さいうちからコンクールに出る意義は人それぞれ


娘はこの時(小3頃)は、コンクールに出ることは考えていなかった。

バレエのコンクールとは、たった独りで舞台に立ち、ヴァリエーションという短い踊りを披露し、それを評価してもらう場である。
つまり、コンクール本番当日までに1曲を通して一人で踊りきるスキルとメンタルを身につけなければならない。だから、おそらくコンクールでの評価よりも、その準備過程にこそ意義があると感じる。

とはいえ、発表会だけで10万コースのバレエだもの、コンクールに出るとなると、参加費だけで済むわけがない。
ヴァリエーションの振付代やコンクール用の特別レッスン代など、月謝以外の費用もかかってくる。

さらに、コンクールに出るためには、曲に合わせた衣装を用意する必要がある。衣装代(ティアラなどの髪飾りを含む)に加え、レッスン量が増えることで、トゥシューズも消耗が激しくなる。
本番用と練習用で3足ほど用意する必要があり、消耗品も通常より多くかかってくる。

そしてコンクール本番当日は、
パンフレット代、撮影DVDや写真代、交通費、宿泊費、そして付き添いの先生方の交通費や宿泊費も負担しなければならない。
教室での参加生徒が多ければ、先生の分の費用は分割されて負担は軽くなるが、同時にコンクールレッスンで1人あたり見てもらえる時間も減ってしまう。
大規模なコンクールでは、決選の参加費が別途かかることもある。

ざっくりだけど

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