【ドイツバレエ留学】 自炊効果
留学して2ヶ月が過ぎた頃。
「自炊はしてるけど、間食もしてるし、パン屋さんでケーキも買ってるけど
意識して生活してただけでドイツに来てから1.5キロ痩せたよ。
健康的食生活と意識するのってやっぱり大事だね!」
と、娘からLINEが。
映像で見ても娘の顔が少しすっきりシャープになり、筋肉質な体もやつれた感じではなく引き締まった感じ。
すんばらしい!えらい!すごいよ!
と、褒めるものの、
あれ? 中学までをせっせと育てていた母の立場は…?
せ、切ない。
こんな切ないことがあろうか。
納豆もブロッコリーもあんなに食べてくれなかったのに、親元を離れてから食べられるようになっているのだ!なんたるっ不甲斐なさっ!
えー、ブロッコリーを食べられるんだったら、お弁当作りはもっと楽チンだったよなぁ。
と、思いを馳せる。
それにしても、バレエ学校は今までと運動量が違う。
しっかり栄養管理しないと体調を崩したり怪我をしたりしてしまうと、娘本人が危機感を抱いたのだ。
日本では、学校後に夜まで教室でレッスンを受けていたが、やはりバレエ学校では質と量が違う。
特に日本からの留学生は痩せすぎている子が多く、怪我をして志半ばで帰国する子も時折いるらしい。
ある日の娘からきたLINE↓
ちなみに、
15才女子の平均基礎代謝は 1310(kcal/日)。
運動で1,170kcal消費するのは、2時間ランニングした時と同じくらいの消費カロリーらしい。
身体のラインをもっと綺麗にしたいというのもあるだろうが、
怪我をして卒業前に帰国だけは絶対嫌!という本人の意地もあったのだろう。
体調管理をしっかりして、怪我のリスクを少しでも減らす必要性を感じた。
プロであっても、学生であっても、体のメンテナンスは自分で。
太り過ぎても、痩せ過ぎてもアウト。
怪我をしたら自分で治す、怠って壊れたらサヨウナラだ。
身体づくりも自己責任。
バレエ学校もそこまではサポートしてくれない。
娘の強みは、そしてジャンプ力があり、回転が得意。
「足が強い」と言われていた。
今まで怪我をしたことがない。痛めたこともない。丈夫な身体。
せめてこの強みは失わないようにしておきたい。
レッスンを休まず怪我をしない丈夫な体を保つ。
サウイフモノニ ムスメハナリタイ。
ドイツで2年間、下のような食事を続けた。
1度コロナ罹ったけど、それ以外は なんとか怪我もなく乗り切ったようだ。
そもそも料理のようにクリエイティブな作業はメンタルも安定するようだ。
料理の他には、イラストもよく描くようになっていた。