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娘がうっかりバレエを始めてとっとと留学してしまったのだが

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バレエに疎い親のもとで、娘がうっかりバレエを習い始め、中学卒業したらとっとと留学してしまったので、どうしてこうなったかを振り返ろうと思う。
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2024年9月の記事一覧

【ドイツバレエ留学】初のコンクール挑戦3

「1度の動きでちょっとでも多くのものを得る。「ついで」。 私は「ついで」というものが好きだ。 立ったついでにそれ取って。 行ったついでにそこ寄って。 効率的だと思っていたが、失敗も多い。 同じ駅で買い物をしすぎて、気づいたら両手が買い物袋でパンパン。重すぎて結局タクシーで帰る羽目になんてことも。 ああ、ついでの代償よ。 そしてこの「ついで」精神、娘にも受け継がれたようだ。 今回はバレエのコンクール申し込みとバレエ学校応募の「ついで」が発動! そう、写真も動画も同時に用意し

【ドイツバレエ留学】落選だけど掴んだもの

「残念ながら選考の結果、落選となりました。」 親としては、もう挑戦しただけで十分だ、頑張ったねとしか。 夏休み前に打診されて、その場で決めて、夏休み明けには怒涛のスケジュールの中でなんとか挑戦しきった。 来年も挑戦するなら、親が準備しなきゃいけない書類はもっとスムーズにできるぜ!っていう心意気だけは得られたな。 娘は悔しかったかもしれないが、親の前では凹んだ様子は見せなかった。 もう次のYGPに向けて動いていたからだ。 落ち込んでる暇もなく、空いた時間を見つけては個人レッ

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【ドイツバレエ留学】別の意味で険しかったYGPへの道と荷物の行方

日本よりヨーロッパのYGPの方が、提携校の数が多く、ヨーロッパの学校からスカラシップをもらえる可能性が高い。 事前に行われるワークショップも充実していることが多いそうだ。 ヨーロッパのバレエ学校教師が直接指導にあたることもあるらしい。スカラシップや入学オーディションの一環としても活用されるそうだ。 提携校にはアメリカやオーストラリアの学校もあったが、娘はヨーロッパの学校に絞って希望を出して参加することにした。 そしていよいよ出発当日、朝早くから空港に向かったが、 なんと

¥300

【ドイツバレエ留学】親フィルター越しのコンクール

道中ドタバタだった初のコンクール出場。 日本でハラハラすることしかできなかった親としては、 「もう本番に間に合ったらそれでヨシ!」くらいの心持ちになった。 出られるだけでラッキー。 あとは野となれ山となれだ。 だが、本人はそうではなかったようだ。 やはり時間を割いて自分のために教えてくださった先生に、良い報告をしたいだろう。 本番、母の私は夜中に日本でひとりで配信を見ていた。 (本当は夫も一緒に起きていたかもしれないんだけど、いたかどうか全く思い出せない。) 娘が本番で思

¥300

【ドイツバレエ留学】転校か現状維持か?

YGPと個別にいくつかの学校に応募した結果、娘はいくつかのサマーコースと入学許可を得ることができた。 それらの学校はどれもドイツ以外のヨーロッパの学校だが、残念ながら娘が一番行きたかった学校は不合格だった。 今の学校では、環境も良く、人間関係にも恵まれている。 娘自身のバレエの実力も上がっており、特に問題はない。 むしろ学校を変わることで、今より環境が悪くなったらどうしようという怖さがあった。 新しい学校で人間関係や先生との相性がハズレだったら、せっかく築いた居心地の良さを

【バレエ留学】ご質問に答えてみました

Q.どこの学校か教えてください。 A. 申し訳ありませんが、具体的な学校名は伏せさせていただいています。 娘にとっては良い学校でも、他の子にとっては違うかもしれません。 安易にお勧めできるほどの責任は持てないというのが正直なところです。 だって次に通っている学校も、国も違うし課題の量もレッスンも違うけど、とてもいいみたいなんです。 また、娘は留学を決める前に、その学校に留学している人のインスタにDMを送って直接質問してました。親切に答えてくださる方が多かったようです。