ポカチェ内で使ってるブラフについて

ステージⅤ,Ⅵとなるとブラフがちらほら伺うようになりますが皆さんはどのような事を意識してブラフを行っていますか?

今回は私がフロップで行うセミブラフ、CBについて個人的な見解で述べていきます


CBを理解して打てていますか?

まずCBをどのような目的で作られた戦術かをご存知でしょうか?これを知ってる人と知ってない人ではプレイの解析度に天と地の差が生まれてしまいます。なのでまず、CBはどのような形で誕生したかを解説していきます

CBは略語で正式名称はContinuation Bet(コンテニュエーション ベッド) と言います
主にインポジション(IP)がプリフロップに続いてフロップもベッドすることで自分のアグレッションを高める戦術です。
この戦術の目的はフロップの時点で相手を7割の確率で降ろすことです。
ポーカー(テキサスホールデム)においてフロップの時点でハンドがワンペア以上の役に進展する確率が役3割であり、この情報に沿って相手を降ろそうと言うのか主な目的となります。
またCBは降ろせなかった場合でもハンドリーディングの推測材料として情報を残すことが可能で、まさにポーカーにおける黄金比のような戦術になります。

ただこの戦術にも弱点はあり、コール頻度の高い相手だと「降ろせない」、「当たってなくてもコールするからハンドリーディングにはあまり使えない」というCBの長所を潰されるので気をつけましょう。そのような相手にはチェックレンジを強くして固く立ち回りましょう。

CBの頻度とベッド額について

上記で説明したように、CBは約7割の確率で下ろせますがそれはあくまでも全体的な確率が約7割であり、CBを打っても降ろしずらいボードがあります。そのため、ここではインポジション(IP)に座っていることを前提に、CBを打つ頻度とボード毎のベッド額を書いていきます。

積極的に打とう!(30%ベッド)

  • A、Kが落ちてるボード(例:Ad9h6s)

  • フラッシュやストレートが発展しないレインボーボード(例]2c6dTs)

  • ボードだけでワンペアを作れるボード(例:2h2s7d)

これらのボードはインポジション(IP)の時のレンジが比較的有利なボードなのとドローに発展しないので高頻度で安く打ちましょう。

50%の頻度で打とう(50%ベッド)

  • フラッシュドローがあるボード(例:2h7hJd)

  • ストレートドローがあるボード(例:7s8dQc)

これらのボードは3枚のボードのカードに加え、ドローが付くので30%ベッドだとほぼコールされます。特にフラッシュドローに関してはpotベッドを打ってもオッズが合うのでドローは降ろすのを諦めましょう。その上、CB過多の場合モンスタードローなどにリレイズされるようなシチュエーションが発生してしまうのと、相手がコールする場合のハンドが多すぎでハンドリーディングの判断材料にするには厳しくなるのでボトムヒットを降ろせる50%を頻度を測って打ちましょう

CBを基本打ってはいけないシチュエーション

  • モノトーンボード[フラッシュボード](例:AhTh2h)

  • コネクターボード(345〜9TJといった数字が規則的に並んでるボード)(例:4h5d6s)

このようなボードでドローもついてないのにブラフをする人は残念なことにレクレーショナルプレイヤーと認識されてしまいます…

FishがSharkに向かってケツを振りながら誘ってるのとほぼ変わらない

(特にモノトーンボードはボードのスートに合ったAかセットじゃないと基本的にはNG)
このようなボードになった場合は大人しくチェックをするのが無難かつ賢い選択と言えます。
このボードでベッドするならほぼバリューという認識でpotベッドを打つのが良いと思います。逆に打たれたらAかセット、フロップフラッシュを持ってない限りはすぐにフォールドしましょう。



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