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レギュHの何が面白くて何が面白くないのか

アローラ!ぺぽ(@pepo_poke1010)です。
レギュレーションHになって「面白い」「面白くない」という意見が大きな声で発信されています。では、何が面白くて何が面白くないのでしょうか。
分析してみた結果、それらは同じところに着地しました。

他にもこんな理由もあるんじゃないか、みたいなものがあればコメントや𝕏のリプで教えていただけると喜びます。


レギュレーションHにおける変化の分析

レギュレーションGからHになり変わった要素は何か

相対的に環境における「受け」が強くなっている
環境の中心にいた禁伝、準伝、パラドックスが禁止になったことで、攻撃側の数値が低下しました。
フィールドや天候の補正が乗りにくくなり、主な技の威力も下がった結果、相手に与える負荷が小さくなりました。
耐久面だって下がっているじゃないか、と思われるかもしれませんが、耐久を支えていた壁、補助技、道具等は特に制限されていません。

展開が複雑化。構築力とプレイングスキルが重要に。
レギュレーションGと異なり「このポケモンを通せば勝ち」というエースポケモンが見つけづらいですね。基本的には全員をフル活用し、状況に応じて通すポケモンを変えるなどの柔軟な立ち回りが必要となります。
これは展開の複雑化を招き、「構築力」とプレイングスキル」が試されるようになったのです。

プレイイングスキルには色々あるものの、代表的なものを挙げるとすれば次のようなものでしょう。
- 相手に読みレベルを合わせる技術
- リスクを最小化し要所でリスク行動を取ることで勝率を高める技術
- ポケモンの役割を認識し試合を組み立てる技術

環境が多様化
環境のパワーが下がり、多くのポケモンを活躍させる必要がある環境となると、これまで活躍が難しかった「展開やサイクルの中で強さを発揮するポケモン」が活躍できるようになります。そして多くのマイナーポケモンがこれに該当します。
これは、純粋にポケモンの知識が問われるようになります。
また、これまでのレギュレーションでは自然と準伝・パラドクスポケモンを使う時間が多かったため、現在は多くの方が練度の低いポケモンを使うことになっている点も、難しさに繋がっているかもしれません。

レギュレーションHの面白さ

プレイングスキルを高められる

プレイイングスキルが試される環境となりました。これは、自身の知識やスキルを増強することで、自然と勝率が上がる環境でもあります。
つまり、瞬間瞬間の勝ち負けにこだわらず、自身のスキルを高めていくことにやりがいを感じやすい環境ではないでしょうか。

たくさんのポケモンを使うことができる

これまであまり使われてこなかったポケモンを活躍させることができる環境となっています。
色々なポケモンのデータを眺め活躍できる方法を探したり、あまり使われていなかった色々な戦術を試したいと考えたりするような、試行錯誤が楽しいプレイヤーにとっても、面白いルールではないでしょうか。

<環境初期>構築力を高められる

環境に「煮詰まった構築」がないため、全員が試行錯誤をしている状態です。色々な構築を試行錯誤する余地があり、また、強い構築を作ると自然と勝率が上がる環境でもあります。これは、「この並び強いんじゃないか?」と考えて試すのにはもってこいの環境です。

強い構築が順位が上がるのは、環境が進んだあとでも同じです。
しかし、「煮詰まった構築」が増えてくると「構築の強さ」だけでなく「構築の練度」が勝率に影響するようになってきます。すると、構築が弱いのか、使い方が悪いのか等の問題が見えづらくなってしまいますね。
そういう意味で、初期環境は構築力を鍛えるのに良い期間と言えるでしょう。

追記:シーズン中期に強い構築が出て環境変わりましたね

Vanさんにより「3桁に入れる構築」が出てきました。シーズン中期に強い構築が出てくることは想定外でしたが、これらの構築を中心に環境が回ることでしょう(いくつかあるのでチェックしてみてくださいね)

結論:面白いと思うよ

環境的にはインフレが進む前の4世代環境に近いのかなと思っています。
各ポケモンの役割をしっかり把握し、適切なゲームプランニングが重要な環境になっているので、1月からのレギュGに向けて自身の地力を高める良い期間となるんのではないでしょうか。
どのルールも楽しめる要素はたくさんあるので、楽しめる人が増えるといいなという願いを述べ、この記事を締めたいと思います。

ポケモンバトルって 楽しいよね…!
一緒に楽しもうよ‼︎

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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