【PJCS#2】旋狼神楽師ウネルミナモ【ウーラトルネカミイーユイ研究会】
こんにちは、ぺぽ(@pepo_poke1010)です。
シーズン14及びPJCS#2 お疲れ様でした。
FRカップを観た時にイーユイが眼鏡テラスオバヒでディンルーを落とすシーンに魅了されて、炎テラス眼鏡イーユイを核とした、ウーラトルネカミイーユイを研究することにしました。
研究の結果、守るがあった方が強かったので珠になりましたが、いい感じにまとめることができたと思います。
パーティ名の読みは≪せん-ろう-かぐらし≫です
構築経緯
水ウーラ⇒悪ウーラ⇒水ウーラ
当初はウーラトルネ・カミイーユイに。
トルネイーユイと出すことが多く、イーユイの苦手なポケモンに水ウーラオスが強くないなと思っていたところ、最近カミウーラ(Sブ凍風+襷暗強)が増えてきているという情報を受け、タスキ悪ウーラオスに変更。
そこから約80戦したものの、どうしても主軸がガオガエンに弱いという致命的な欠点があったこと、佐藤かえで(@kaede_vtuber)さんの構築の試運転の中で水ウーラの対ガエン性能の高さに魅力を感じたことから、水ウーラに戻す。
@2の検討
主軸がガオガエンに弱いことに加え、イーユイを通すのに、水タイプ(ウーラオス、オーガポン、水テラス)と炎タイプ(ヒードラン、オーガポン、イーユイ、ガオガエン)、ドラゴンタイプ(古代3犬)あたりが苦手なことが分かった。
この「苦手」を見つけるため、最終日前日まで、100戦以上の対戦をこなし、その過程で複数の相方と迷走。いつか使うかもしれないので、このページの最後にまとめておきたい。
そして書き出して気づく。これ、ウネルミナモで解決だ。トルネロスの晴れとのシナジーもある。
というわけで、ウネルミナモに決定。
残り1枠は、第8世代末の伝説2体環境でそこそこ調子の良かったCS最速モロバレルを入れた。
結局、悪ウーラへ
上の@2を整えている過程で、さすがにガオガエンに出せないのは弱いので、苦渋の決断でイーユイを眼鏡から珠に変更し、守るを入れる。足りなくなった分の火力は、ハバカミを眼鏡にすることで解決した。
この瞬間、ガオガエンが全く気にならなくなったので、晴れとのアンチシナジーが目立ち、パーティが水ポンが重い理由の1つにもなっている水ウーラを悪ウーラに変更。
構築紹介
At a Glance
個体紹介
ハバタクカミ@こだわりメガネ
火力の低さが目立ったのでこだわりメガネ
相手の水ウーラや水ポンに強く動ける10万
HBはA189パオの不意打ち耐えるやつ。同時に、晴れ下のA200テラスプレート水流を確定耐え(108-132)。Dは12振ると乱数が変わる(157が素数)
イーユイ@いのちのたま
テラス熱風をたたきこむのが仕事。オバヒ後も「テラスの2倍補正がかからなくなるようなもの」なので、晴らせば結局一致くらいの火力は出る。
ダメージ計算周りは結構大事。
守る採用が急所で、一気に使いやすくなった。
化身トルネロス@きあいのタスキ
イーユイの横で追い風か日本晴れをして焼き払うサポートをする。
イーユイが隣にいればC125の一致木枯の火力は侮れない。
猫騙しを受けられるようゴーストテラス。
化身ランドや襷勢に通すために凍風採用。
悪ウーラオス@とつげきチョッキ
襷が取られているのでチョッキ。これが意外と強かった。
撃ち合いに強くなるドンチ。耐久を下げたくない時にも打ちやすい、いい技だった
範囲が狭いのが玉に瑕
モロバレル@ゴツゴツメット
自慢の最速バレル。追い風でS179以下、凍風でS134以下を抜ける。一度だけSに甘えたカミを抜いて、さすがにビビった。
特殊方面は十分硬いし、物理方面も強打+水棍棒くらいなら耐える。
パーティ単位で襷が重いのでゴツメ。
ウネルミナモ@たべのこし
日本晴れに合わせてSを上げつつ、ハイスチの火力をあげるムーブが強いと思い採用
晴れ下でもガオガエン等の水弱点組への打点を確保できる希有な性能を評価。
選出
基本選出
基本:イーユイトルネ@2
対象パーティ
追い風熱風又は晴れ熱風がとおりそうなパーティ全般
化身トルネランド
化身トルネウーラ ※バレルを入れること
イエカシラ(※対トリルは別の出し方)
ライコ入り
@2の選び方
モロバレル:水ポン、水ウーラ、不意打ち、迅雷、ガエンあたり
S90なのでS179以下には追風胞子が、S134以下には凍風胞子決まる
ハバタクカミ:水ポン、水ウーラ、ライコ、ハバカミ、サフゴ(水テラ)
水テラスを残せばサフゴにも強くなる
悪ウーラオス:パオ、ジュラス、キリン、ガチグマ、サフゴ、カシラ、ドゲザ
ウネルミナモ:化身ランド、炎・草・岩ポン
基本戦術
トルネイーユイで晴れ熱風又は追い風熱風を打つ。
猫相手にはイーユイ守る。守るは警戒されないので猫も飛んできやすい。
化身トルネランド相手にはイーユイ守る+凍える風
化身トルネ水ウーラ対面ではイーユイ⇒バレル+木枯らし
水ポン対面では守るorバレル引き+こご風
VS 寿司:トルネカミ+ウーラバレルorトルネウーラ+カミバレル(TODも視野)
基本の立ち回り
凍風でヘイラッシャのSを落とす
⚠2段階落とすとバレルの胞子・団子が上からとおるようになる
日本晴れで水技の火力を削ぐ
胞子で眠らせながら、テラス前はカミの10万、ウーラの強打で押していく
リソースはしっかり管理する(バレルの再生力+団子)
関係するダメ計
無振りラッシャ:10万45%-53%、強打38-45%
B/Dラッシャは10万33-40%、強打30%-36%
VS イエアルマ:ウーラバレル+イーユイ@1
基本の立ち回り:トリル編
イエッサンに強打、アルマに水テラ胞子
アルマ草テラorイエ妖テラのときにトリル成功
アルマ草テラならイエが落ちてる
イエ妖テラならイエが寝てる
基本の立ち回り:弱保編
アルマに強打、クイタン側に水テラ胞子
イーユイがいると炎半減エスパー無効で安心
⚠繰り出すと隣が落ちる
関連のダメ計
妖精HB+イエッサン:あんきょ25-30%、へど爆48-58%
VS イエエルレドレコード:ウーラバレル+ハバカミ@1⚠️
ドレコー対面:水テラス胞子+ウーラ⇨ハバカミ
コータスの木炭噴火まで、バレルカミは耐える
コータスは寝る
それ以外:ウーラ強打、バレル胞子
⚠️ トリル役にブリムオンがいる場合はウーライーユイで出す
VS イッカコノヨ:トルネバレル@2
トルネで追い風しながらコノヨに胞子。
イッカが防塵この指すると無効化される
VS ガチキリン:イーユイバレル+ウーラ@1
VS ペリ雨:トルネハバカミ、イーユイバレル
ペリウーラ対面
とにかくペリウーラを倒したい。そして晴らす。
ペリウーラ対面:ウーラに10万+晴れ
ウーラに守られる
スカーフではないので次のターンにウーラが逃げる
ウーラに攻撃が当たる
襷以外:倒す、ペリ健在
襷:水流は一応耐える、ペリ健在
次のターン、アクジェで縛られる:バレルに交代する
PJCS #2
雑感・結果
有り体に言えば「カミイーユイウーラトルネの並びは、タケルライコの登場でかなり厳しいものとなっていた」と勘違いしていた。実際、タケルライコと当たったのは19/45試合、うち被選出率は15/19(79%)と高く、客観的に見ても刺さっていたのだろう。しかし、実際に勝った試合と負けた試合を見比べてみると、基本選出で戦った対ライコ戦については全勝していた。負けたのは、苦手意識から基本選出を曲げた試合だった。
ちなみに、パオジアンも一貫しており被選出率は9/10(90%)で勝率は4/9(44%)。
全体的に見れば、ライコとパオを倒しきれなかったのが勝率に響いた印象でした。
対戦履歴[PJCS #2]
2日目 ○××○× ○×××○ ×○×○× ○×○○× ○ 10-11 / 1510.621
3日目 ×○××× ○○○×○ ○○××○ ○×○○○ ×××○ 13-11 / 1551.528
細かい対戦履歴はnotionに公開しています
おわりに
結果は振いませんでしたが、使っていて楽しい構築でした。苦手な相手にはどうしても立ち回りでカバーする必要があり、単純なコンセプトの割には運用難度が高かったな、という印象です。
3月はまた違うパーティで臨んでみようと思います。
おまけ:命名理由
タイトルの【旋狼神楽師ウネルミナモ】は≪せん-ろう-かぐらし≫です。
Geminiに「カミイーユイバレルミナモウーラトルネ」の意味を推測してもらったところ、「狼のように激しく旋風する舞を神に捧げる美しい踊り子」と答えてもらいました。なんでも
カミイーユ 「神に捧げられた者」(フランス語)
イバレル 「踊る」「踊り」(イタリア語)
ミナモ 「美しい水面」(日本語)
ウーラ 「狼」(フィンランド語)
トルネ 「竜巻」「旋風」(イタリア語)
だそうで、ここから上の回答が導き出されました。
そして「神に捧げる踊り」は何と呼ぶか聞いたら「神楽(かぐら)」とのこと。
漢字だけだとパーティ名っぽくないので、意味が薄く語呂のいいウネルミナモだけ抽出しました。