頼むから傍にいてくれ、マジで
悩みすぎて息苦しくなるし、何も考えられなくなるときもあるし、1人で歩くには寂しい夜ばっかりだ。
誰かと一緒にいたいけど、その誰かって誰かじゃなくて、決まってて、素直じゃないもんで、まっすぐじゃなくて、あんまりちゃんと言えなくて、困った。
真っ直ぐに、傍にいるよ、と伝えてくれるGOENDzはありがたい。
一瞬以上先の話のすべてには根拠なんてないから、私は「ずっと」を信じられない。
でも最近、それをそのまま信じられない、と無下にするんじゃなくて、「ずっと傍にいるよ」と伝えたいくらいの相手であることが、その言葉を通して伝わるのかもしれないって思う。
傍にのMVを撮った春、風が異常に強い日で、海はまだ寒かった。
arcanariaのみちるさんとはそれが初対面で(きっと同じ空間にはいたことがあるんだろうけど言葉を交わしたのは初めて)第一印象はめちゃくちゃ好きなタイプの美人さんだなあと思ったことを、ぼんやり覚えている。
その少し前に神田さんとMVの話をしていて、好きなMVとか好きな音楽の話で盛り上がったのも覚えてる。私はそこでw.o.d.を激推しして、神田さんがオレンジにハマって、ところでw.o.d.のサイトウタクヤが結婚したらしくて、じゃあ私は誰と結婚したらいいのって、だからなんの話?
改めて、GOENDzの傍にが好きだ。
GOENDzの良さって、たとえばライブの熱量とか、各々のキャラクターとか、溢れ出るハッピー感とか、もっともっと色々あると思うけど、私が一番大切だと思ってる要素って、真っ直ぐさ、だ。
その真っ直ぐさが、傍に、溢れている。溢れすぎている。
「大丈夫、傍にいるよ」と言い切ってしまう強さが、私たちを安心させるには充分過ぎる。
安心させて欲しい。ずっと不安なんだよ。なんか分かんないけど、誰といても自分の根っこは誰とも絡んでなくて、1人な気がしてくる。
それでも、音楽は傍にいてくれるから、助かる。
GOENDzは傍にいてくれるらしいから、助かる。
息苦しくなった時も、何も考えられなくなった時も、やっぱり寂しくてたまらなくて1人で歩けなくなったら、この曲を聴いてほしい。
いつだって音楽をかければGOENDzは傍にいてくれるから。
てかマジで、ずっと傍にいてほしい、頼むから傍にいてくれよ、マジで。