記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

『ASKA CONCERT TOUR 2024≫2025 WHO is ASKA⁉︎』20241110 広島文化学園HBGホール

この記事は後半からネタバレありです

自分はネタバレを目にしないように努めて公演当日を迎え、その一音ごとに歓喜し、一曲ごとに飛び跳ねて感激してました

まだセットリストは知りたくないよって方は途中でそっと閉じてください


わたしが CHAGE and ASKA の歌を初めて聞いたのは、三歳頃のこと
母方の従兄弟の家にお泊りで行く途中で、従弟たち父方の親戚のお仏壇を拝む間、ひとり車内で待っていた際、ラジオから流れて来たのが『モーニングムーン』だった
あの驚きを今でも覚えている
サビのメロディーが頭から離れないまま小学生になり、今度はおばあちゃんと見ていたテレビのエンディングで『太陽と埃の中で』を聞いていた
『SAY YES』や『YAH YAH YAH』の流行りを目にしながら高学年となり、テレビでしていたCONCERT TOUR 1992 “BIG TREE”』ライブ映像を見てそれはもうどっぷりと浸かった
CDを再生する機器もななったので六年生のお年玉で安いラジカセを買い、そこからCDを買いあさり、雑誌や新聞、広告の収集を始めた
中学生になってファンクラブにも入った
滅多にない部活の休みの日には、友達とひとつかふたつかみっつか山を自転車で越えてカラオケで歌いまくった
歌詞カードを読むのが好きで、自分で詩も書くようになった
車に七枚のCDチェンジャーを入れてもらい、移動中もずっと聞いていた
DJ赤坂さんの『ミリオンナイツ』や『TREASURE BOX』が楽しみだった
卒業式で答辞を読む際には後輩にお願いして『On Your Mark』をピアノで弾いてもらった
高校の合格発表を『花は咲いたか』を聞きながら待った
『ONE』を聞きながら卒業した
高校生になってライブにも行った
はじめてはソロじゃなくC&Aがよかった
BLACK PEACE NOW で 7㎝の厚底靴を買い、髪を赤く染め、ファンクラブ会員限定コンサート『CONCERT TOUR 1999 TUG OF C&A PRESENTS PREVIEW』幕張メッセイベントホールに行ったのが初めてのコンサート
飛行機、ホテルに泊まること、東京、初めて尽くしで余計に興奮した
仮病を使って早退して行ったライブの翌日は、必ずクラスのみんなにどれだけライブがよかったかを物真似しながら語っていた
ベストアルバム『CHAGE and ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH』を友達に貸しまくり、文化祭では友達と『YAH YAH YAH』を歌って優勝した
J:COM と文字電話を駆使してファン友達を作り、文通したり一緒にライブに行ったりしていた
『月刊歌謡曲』を買って、ギターもはじめた
1999-2000 のカウントダウンライブ『CHAGE and ASKA 千年夜一夜ライブ~福岡ドーム 僕らがホーム~』福岡ドームにも行った
進学先も福岡に
ふたりのソロライブにも行きつつ
チャゲアスが出るからと広島の観音マリーナであった野外イベント『SOUND MARINA 2001』に行ったお陰で、偶々 TMGE のメンバーの横に立ってライブが見れたり、夕暮れの神々しい SHERBETS を拝めて、足の爪が剥がれるぐらい踊り狂ってロックに嵌っていく切っ掛けも出来たのだ
それが今度の十二月のイベントにも繋がっている
再公演もあった『CHAGE and ASKA CONCERT TOUR 01⟩⟩02 NOT AT ALL』ふくやまリーデンローズには母を連れて行っていた

わたしにとってCHAGE and ASKA の歌は、人生を一緒に歩いて来たかけがえのない存在であることはどんなことが起こったって変わりようがない

自分の心根を支えてくれた大切な歌たちを、中学生になった長男と一緒に聴くことが出来る喜びまで味わせてもらえるなんて
またひとつ人生の面白さを教わって感激だった




(以下、セットリストを含む)




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




セットリスト

~Opening Movie~(『草原にソファを置いて』)

 1.  GUYS
 2.  Love affair
 3.  HANG UP THE PHONE
 4.  LOVE SONG
 5.  BROTHER
 6.  Girl
 7.  未来の人よ
 8.  めぐり逢い
 9.  プラネタリウム
10. You are free
11. 止まった時計
12. はじまりはいつも雨
13. PRIDE
14. 誰の空
15. HEART
16. 太陽と埃の中で
17. 僕はこの瞳で嘘をつく
18. YAH YAH YAH
19. 消えても忘れられても
20. 歌になりたい
21. 同じ時代を
22. On Your Mark

~Endhing Movie~



前半の記事を読んでもらったC&Aファンの方には、この選曲がどんなにうれしかったか分かってもらえると思う
『草原にソファを置いて』からはじまると思わなかったし、『BROTHER』とか『Girl』、『止まった時計』がまた生で聴けるなんて
『HEART』はまさに中学カラオケ時代、思い出して友達に連絡した
『同じ時代を』の線路とか、ラストの『On Your Mark』とか

長男は大好きな『僕はこの瞳で嘘をつく』が聴けて大喜びだった

『僕はこの瞳で嘘をつく』
『LOVE SONG』
『HANG UP THE PHONE』
『On Your Mark』
『PRIDE』

あたりが印象深かったそう
ピック、ステッカー、キーホルダーとグッズもお小遣いから買っていた

喉が枯れていても魅せてくれる高音のあの逞しい声は圧巻だった
最後はマイク無しで歌い上げてくれた

懐かしい歌詞たちは今になって新しい輪郭を光らせてくれた
改めて聞けばどれも励ましてくれるものばかりだったから涙は出なかった
只々うれしかった
だってまだ今もこれからも続いているから
一緒に年を重ねるんだから

「歌える曲は歌わないと曲がもったいない」

あああ 痺れる
これからもその声で細胞を揺らしてほしい

それから、今回のコンサートに行けたのは、次男をお泊りさせてくれたれいくんわかなちゃんファミリーのおおおかげなのも記しておく
次男はこの日父親と遊ぶ予定だったのが急遽都合が悪くなり、慌てていたところをふたりに「楽しんで」って救ってもらったのだ
大感謝すぎて、「楽しんだらいけない」んじゃないのかって考えが爆発した
木端微塵の空中霧散である
次男は多彩な大人に囲まれて過ごしており、今晩もお声掛けいただき、なんだかんだ頼もしい

「過去のうち、変えられるのは解釈だけ」

なのは、『発達の地図』でもやってることだけど、こうやって振り返ってみるとなるほど
山だらけの人生、ええ菌が増殖中な気がしている
爆発の残骸からまた新しい芽が出そうな気配
今回の畝からはどんなのが生えて来るだろう

あああ 生きててよかった
好きなものがあってよかった
夢中になれるものがあってよかった
また歌を浴びにいこう

いいなと思ったら応援しよう!

縁側で日向ぼっこ
いただいたチップでぼーっとしたり、遊んだりしてまた記事にします。わたしのシャレコウベは甘いか知らん。