生命保険note『三つの保険と言うけれど・・・🙄』
生命保険の本やHPなどでよく紹介されている、三つの保険の話。
おそらく、「コンサルティングセールス」を謳っている生命保険会社の営業から、
「生命保険は、実は三種類しかないんですよ~」などと話を聞いたことがある人もいるかと思います。
私自身、もう26年も前にこの業界に入った時に、一番最初に勉強したのがこれでした。
終身保険
一生続く保険で、掛捨てではないからお金が貯まる養老保険
期限付きの保険で、終身保険よりさらにお金が貯まる定期保険
期限付きの保険で、掛捨てだけど、一番安い
ただここ数年、実際に保険営業の現場にいる一人として、どうもこの保険の仕組みをお客さまに伝えることが、現在の商品的にはそぐわないような気がしてなりません。
たとえば、入院の保障をベースとした「医療保険」。
私がこの業界に入った25年も前は、10年ものとか、60歳までとか、期限のあるタイプしかありませんでした。
それが現在は、どこの会社も主力の医療保険はほぼ一生もの。保障としては一生継続しますから、そういう意味では「終身保険」とお客さまが考えても、何ら不思議はありません。
けれどその医療保険のほとんどは、掛捨て、です。
もちろん掛捨てではないタイプもありますが、そちらのほうが珍しいです。
三つの保険の仕組みからすると、「一生続く保険は掛捨てではない」わけですから、いきなり矛盾が生じます。
「いやいや、三つの保険の話は、保障が死亡保障の場合だよ」
そんなふうに言う保険営業もいるかもしれませんが、であれば、三つの保険の話はかえってお客さまを混乱させるだけの情報だと思います。
現在の生命保険は、昔に比べて、保障内容がかなり複雑・怪奇?😅になってきています。
どちらかと言えば、死亡保障よりも、医療・がん・介護、最近なら就業不能など、生きていて大変なケースで役立つ保険が大勢を占めるようになってきました。
そんな時に、死亡保障に限っての「三つの保険」の話は、本当に必要なのか?
いかに分かりやすくお客さまに保険を理解していただくか。
日々、現場で仕事をしている人間としては、深く考えてしまいます。
そんな私が今、どんな風にお客さまに生命保険の仕組みをお話しているか。
それは次回の「生命保険note」で書いてみたいと思います😊
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