親に知って欲しい金融知識『宝くじの当たる確率』
夢を買うと言えば、宝くじ。当たると言われる売り場には、行列までできるのですから、ものすごい人気です。
かく言う私も、気が向いたらと言うか、歩いていてたまたま宝くじ売り場を見たときに「ピン!」と来たら、買ってしまうことがあります。
もちろん当たったことはありません🤣
私の「ピン!」なんて、そんなもんです😂
さて、これだけ人気の宝くじですが、いったどれくらいの確率で当たるのか、調べてみました。
もっとも人気があるだろう年末ジャンボの場合だと、
1等 7億円 2000万分の1
2等 1,000万円 500万分の1
3等 100万円 50万分の1
4等 5万円 1万分の1
5等 1万円 333分の1
6等 3,000円 100分の1
7号 300円 10分の1
これ以外にも1等前後賞や組違いもありますが、とりあえずそれらを除いて分かりやすく並べてみました。
なるほど・・・
かろうじて5等の1万円までは当たる想像ができそうですが、4等の5万円で、すでに遠い夢の世界のような気がします。
1等なんか、それこそ東京都民全員が1枚づつ買ったとしても、当たる人がいないかもしれないという数字です。
仮に毎月1枚づつ買ったとすると、
7等は、10ヶ月に1枚当たる
6等は、100ヶ月だから約8年に1枚当たる
5等は、333ヶ月だから約28年に1枚当たる
4等は、1万ヶ月だから、約833年に1枚当たる・・・
毎月300円投資してジャンボ1枚を買い続けて、5万円当てるのに最大833年掛かるっていったら、なんと割の悪いことでしょう。
家の言い伝えを信じて、何代にも渡って埋蔵金を探し、掘り当てたら5万円しかなかった、よりさらに厳しい数字です😱
次に、宝くじの還元率を調べてみました。
簡単に言えば、みんなが買った総額に対して、払い戻される当選金の総額の割合です。
ちょっとびっくりです!😑
何と言うか、他のギャンブルと比べても、胴元の取り分が異常に大きいのですね😓
代表的なギャンブルの、おおよその還元率は次のとおりです。
宝くじ 45%
競艇や競馬 70%
パチンコやパチスロ 90%
う~ん、、、コメントを差し控えたくなりますが、あえて言えば、ギャンブルの代表格のようなパチンコ業界が、いかに利益を出すのに頑張っているかがわかります。
宝くじは、競馬やパチンコより、さらに親が儲かる仕組みになっているようです。
とは言え、だから宝くじじゃなくてパチンコをやりましょうとか、宝くじはバカバカしいから止めましょう、というお話しではありません。
夢を買うのも遊びも、もしやるならば、時間とお金に無理の無い範囲にしましょう。何かを犠牲にしてまで、やるものではありません。
これらの数字を整理したら、株をやって元本割れしたなんて、可愛いものだと思ってしまいました😁