生命保険note『持病があっても入れるけど、何でもありなわけではない』
持病があっても入りやすい
健康に不安がある方も入りやすい
既往症があっても入りやすい
こんな言葉で宣伝されている生命保険や医療保険があります。
総じて「緩和型」と呼ばれる生命保険商品です。
どちらの保険会社の文言を見ても、
「入りやすい」であって、
「入れる」ではありません。
つまり、入れない場合もある、ということを知っておいてください。
あくまで緩和、
すなわち、告知が緩い、ということです。
具体的には、
普通の保険商品に比べると、健康状態について聞かれる質問(告知事項)が、少なくて済みます。
一般的な保険商品に申込みの時に聞かれること(告知事項)を整理すると、
この2点です。(厳密には怪我についても告知は必要です)
各社によって微妙に質問の内容が違ったりもしますが、どこの会社も基本的にこの2点については必ず聞きます。
たとえば、
これらはすべて、告知事項にあたり、正直に保険会社へ伝えなければいけません。その結果入れなかったり、何か条件が付いたりすることもあるのですが、その話は今回は置いておいて・・・。
それに対し緩和型の保険に入るときに聞かれることは、
三つ目の質問の病気については、認知症やアルコール依存症が含まれる会社もあるなど各社により若干の違いはありますが、おおよそこれら3点です。
これら三つの質問に「いいえ」であれば緩和型の保険に入ることができますが、一つでも「はい」があると入れません。
たとえば、
これらは、緩和型の保険の告知であっても「はい」になってしまうため、残念ながら入れないケースです。
一方、最初の三つのケース、
いかがでしょう?
どのケースも緩和型の告知事項には該当しません!
緩和型の保険は、多くの方に入りやすい保険です。けれど、告知が無いわけではありません。
大事なことは、告知で聞かれている質問をまず正確に理解することです。いい加減に読み取り拙速に告知をしないよう、くれぐれもご注意ください😌
最後になりましたが、緩和型保険であっても各社により微妙に告知事項が違います。質問されていることに正確に告知するようにしてください。
また、申込みいただいた保険の引受け基準は、各社により異なります。A社がダメでも、B社なら入れたなんてことも、決して珍しくありません。今日のA社はダメでも、来年のA社なら入れるなんてこともあります。
ネットでも多くの情報を得ることができると思いますが、同時に、多くの情報を持っている生命保険営業やショップなども、利用してみてください。
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