生命保険note『今の医療保険を比較するときに、知っておいた方がいいこと✨』
医療保険。
おそらく、生命保険業界でもっとも競争の激しい商品です。
各社がこぞって、「後出しジャンケン」で競争しています😆
より良いものが、より安く。
今しばらく、この傾向は続きそうな気がします。
さて、そんな医療保険。
保障内容が大きく違うのに、値段だけで比較するのはナンセンスです。
たとえて言えば、構造や間取りが全然違うのに、安けりゃいいやと家を買うようなものです。
とは言え、じゃぁどんな風に比較したらいいか?
見えない商品だし、買ってすぐ使うわけでは無いし、なかなか難しいと思います。
具体的に、どんなポイントに絞って比較したら分かりやすいか。
そんなお話をまとめてみました。
1.何日まで出るか
日額5千円など、入院した場合に出るお金は、エンドレスで出るわけではありません。
現在の医療保険の多くは60日までですが、オプション(特約)を付けることで、延長することができるものもあります。
そのオプションが付いているかどうか、付いているとしたら、どんな場合に何日までお金が出るのかを把握しましょう。
もちろんオプションを付けないという選択肢も、ありです。
2.いつまで続くか
一生ものが最近は多いですが、それでもいまだに10年間とか60歳までなどの商品もあります。
月々の支払いが将来変わるのか、変わらないのかを含めて、正確に把握しましょう。
3.いつまで支払うか
毎月の支払いが一生なのか、それともたとえば60歳までなのか。
これからのライフプラン、生活設計を考えるうえで、とても大切なところです。
4.保険料払込免除(特約)が付いているか
たとえばガンになったら、月々の支払いが免除されるけど、保障はその後も続いてくれる。そんな保障です。ざっくりとした内容は、こちらをご参考ください。
まずはそんな保障があることを知っておいてください。そして検討される際には、その有無を確認しましょう。
理解したうえで、もちろん「付けない」という選択肢もありです😁
5.特定疾病(三大生活習慣病など)で一時金が出るか
がんや脳卒中、急性心筋梗塞など、いわゆる生活習慣病となった場合に、50万円や100万円などのお金が出る保障です。
多くの保険会社の医療保険に、オプション(特約)で付けることができます。
ご自身の生活習慣や身内の病歴なども、この保障の要不要の判断材料になるかと思います。
6.4と5の保障範囲を比較しましょう
4の保険料払込免除。5の特定疾病一時金。
もしかしたらこの保障範囲が、今の医療保険の競争で一番のポイントかもしれません。
ポイントは、
対象とする病気の範囲
支払いの定義
何回払われるのか(一回なのか無制限なのか)
何年ごとに払われるのか
たとえば病気の範囲に関してのキーワードは、
「がん」と「上皮内がん(上皮内新生物)」
「脳卒中」と「脳血管疾患」
「急性心筋梗塞」と「心疾患」
各社により保障の範囲が違います。一概に保障が広いからいい、ということではありませんが、どこまでが支払い対象となるのか、きちんとご自身で理解して選択するようにしてください。
7.入院一時金(特約)が付いているか
昨今の入院短期化に伴い、各社とも横並びで付けるようになってきた保障です。一日でも入院すると、5万円や10万円、中にはもっと高額のお金をもらえる保険会社もあります。
ちょうどそんな時期に新型コロナが世の中に現れ、自宅療養でも入院一時金が受け取れることから、なお注目されています。
そんな保障があることを知ったうえで、月々との支払いのバランスを含め、自分にとっての要不要を考えてみてください。
8.手術での支払い金額
そもそも、手術の保障の無い医療保険もあります。まずは手術の保障の有無を確認しましょう。
次に、手術を受けた場合にいくらもらえるのか。
一律10万円もあれば、5万円~50万円など幅のあるものまで、様々です。
横並びにして、比較してみましょう。
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これら以外にも、通院だったり、お祝い金的なオプションだったり、女性特有の病気の保障だったり、病気や健康に関する相談サポートだったりと、細かなところをあげれば、比較のポイントは数え切れません。
A社にはA社の言い分。B社にはB社の言い分があります。
それを全部聞いていたら、皆さんの多くは混乱してしまうだけでしょう。
だから、どうしても「値段」だけで比較してしまいがちになるのだと思います。
ぜひ最低限のポイントだけでも比較する術を、ご自身で身に付けてください😊
そして、忘れてはいけないのは、医療保険に入らないという選択肢もあるということ。
何かお困りのこと、ご相談などありましたら、良かったらこちらをご利用ください。
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