生命保険note『三つの保険と言うけれど・・・🙄 Part5😁』
ようやくラストです😂
結局このテーマだけで、5本も記事を書いてしまいました😅
最後は、資産運用と言ってもいい目的であり、保険でなくとも目的を達成できる場合があるものです。
あくまで、保険も手段の一つという認識で考えたほうが、正しい選択ができることと思います。
C. 将来必要なお金の準備
この低金利の世の中で、各社ともなかなかに苦しんでいる分野の保険です。
「将来必要なお金の準備」ですから、「保障」と言うより「目的」と言いかえた方が、よりわかりやすいかもしれません。
特にご注意いただきたいのは、
「将来必要なお金の準備」と、
死亡や医療保障など「もしもの時のお金の準備」という目的を、
ごっちゃにしないこと。
それぞれに必要な金額だったり期間だったりの内容を整理して、考えてみてください。
子どもの教育資金準備
この目的のための保険と言えば「学資保険」や「子ども保険」。
ただお金が貯まるだけではなく、お父さんが亡くなった時の死亡保障もセットになっているものが多いです。
ただ現在は、学資保険や子ども保険に貯蓄性が大きく期待できないことも知られてきているため、外貨建てだったり変額保険など、リスクもありながら、円建てより増える可能性のある商品にも注目が集まってきています。
つまり、保険であっても「学資保険」や「子ども保険」という名称に囚われず、貯蓄性のあるもので、ご自身の目的を達成できる商品があれば、それを選択して差し支え無いということです。
ちなみに私個人的には、もう20年近く、学資保険と呼ばれる保険はほとんど売っていません。学資保険よりさらに教育資金準備に適した保険があれば、そちらをご案内しています。老後資金準備
もっともよく知られているのは「個人年金保険」。
教育資金準備よりは、もう少し長期に渡って掛けることができるため、現在でも円建ての個人年金保険を主としている保険会社もあります。
ただ国としても「貯金から投資へ」と資産運用を積極的に押し進めようとしている中、保険商品としては外貨建てであったり変額保険など、長期分散積立投資の仕組みを持ったものが、個人年金保険に代わって注目されてきています。
単に老後生活資金の準備であれば、その他にも積立NISAやiDeCo、一般的な投資信託など、様々な資産運用手段があります。
そういった他の手段も同じ土俵にあげて、検討されることをおススメします。目的の無い貯蓄
過去を振り返ると、かんぽの養老保険が「目的は特に無いけど貯金代わりに入る保険」の代表格だったかと思います。
バブルの時期は、それこそ貯金以上に増える場合もあり、多くの方にとても喜ばれていました。
ただ現在は、入っている本人は「貯金と同様」だと思っていても、実はそうでないケースのほうが多いです。
特に「郵便局神話」と言っていい感覚をお持ちの高齢者の方は、ご注意ください。
いくら目的が無いとしても、いくら払って、いくら戻ってくるかは知っておくべきでしょう。
もし保険営業の方から、「貯金と同じだから、一本付き合ってよ」と言われたときには、特に数字を吟味してください😅
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都合、5本にもなってしまった『三つの保険と言うけれど・・・🙄』。
改めて整理すると、生命保険商品を理解するためには、
1.仕組み
2.保障
という二つの観点が必要であること。
仕組みとしては、
「一生もの」か「期限付き」か。
「積立」か「掛け捨て」か。
これをマトリクスで考えるのが、分かりやすいです。
保障については、さらに三つに分類し、
A. 死亡保障
B.(広義の)医療保障
C. 将来、生きていて必要なお金の準備
という目的別に考えてみてください。
まずは、目的が、先に存在します。
目的があるから、必要な保障を確保する。
この順序を忘れないで考えてみてください。
少なくとも、保険に入ることを目的にはしないでくださいね😁
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