親に知ってほしい金融知識『景気がいい・悪い、、、って何だ?🙄』
大人が日常的に使う、景気がいい・悪い。
では「景気」って、何でしょう?
何となくわかるようで、実はけっこう正確に答えるのが難しい言葉の一つだと思います。
goo辞書によると、
その他、ネットで調べてみると、
などの言葉で説明されています。
う~ん、、、わかるような・・・感じはします😅
もう少し分かりやすくするために、「景気がいい」という言葉を、現実の現象として捉えると、
みんながいっぱいお金を使っている
会社の売上もどんどん増えている
お給料も順調に増えている
こんな感じでしょうか😊
つまり、世の中を巡るお金の量が増え、流れるスピードが速い状態。
これが「景気がいい」ということです。
景気がいいと、
モノやサービスを買うために、お金を使います
↓
会社がもうかります
↓
お給料が増えます
↓
さらに、良いモノやサービスを買うためにお金を使います
↓
さらに会社がもうかります
↓
さらにお給料が増えます
というサイクルで、どんどん景気が良くなって、みんながハッピーになれるのです。
逆に景気が悪い、不景気になると、みんなの財布のひもはきつくなります。
お金を使わなくなりますから、会社の売上も伸びません。
お給料も増えなくなります。
余計に財布のひもは絞られます・・・😨
つまり、世の中を巡るお金の量が減り、流れるスピードが遅い状態。
これが「景気が悪い」ということです。
ただ当たり前ですが、「景気がいい」時もあれば、「景気が悪い」ときもあります。
日本という一つの国の中の話だけではなく、世界中の様々な要因により、景気は変化します。
最近で言えば、コロナ、ウクライナ問題なども、景気を左右する要因です。
景気がいい状態が永遠に続くわけではありませんし、逆に景気が悪い状態が永遠に続くこともありません。
期間の長短はあっても、交互に繰り返されます。
景気が繰り返されることを止めることは、難しいことでしょう。これは経済成長のためにも、ある意味必要とされることです。
けれど、景気の大きさ、景気の波をコントロールすることは、みんなが安心して暮らしていくためには、必要なことです。
なぜならば、景気のいいときと悪いとき、この振れ幅が大きければ大きいほど、人々の暮らしの落差も大きくなるからです。
特に「いい」から「悪い」へ移行するときというのは、たくさんの失業する人が出たり、倒産する会社が増えたりします。
短期間のうちにこんなことが次々と世の中に起こったら、社会が大きく混乱することになります。
景気のいい、悪いの循環を止めることは難しいことです。
けれどその波の大きさをコントロールするのが、金融政策であり、財政政策と呼ばれるものになります。
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