【デッキ紹介】ナンバーズ・カルテット【遊戯王OCG】
どうも!天然カエルです🐸
今回は【ナンバーズ・カルテット】というデッキの紹介です!
謎のモンスター《四獣層ウォンキー》。
そんな《四獣層ウォンキー》を主役にしたデッキは…メインのモンスター0枚!?
それではご覧ください!
デッキレシピ
デッキコンセプト
メインのモンスター0枚のデッキで《四獣層ウォンキー》を使えば、
絶対に相手フィールドで"爆発"するんじゃね!?
…というのが、本デッキのコンセプトです。
まずは《四獣層ウォンキー》というカードの説明から。
レベル4×2からX召喚できる、ランク4のXモンスターです。
①の効果はいわゆる完全耐性(!?)で、最も目を引くのは②の効果。
その効果を伝わりやすくするため、画像で説明します。
茜さん・葵さん、よろしくお願いします。
(本記事では《四獣層ウォンキー》の②の効果で『●5体以上』の効果が適用されることを、"爆発"と表記します。)
このように、いずれ"爆発"する効果を持っています。
"爆発"した場合の被害は甚大。X素材の数によっては、効果ダメージでゲームエンドだってあり得ます。
そんな"爆発"の条件は『デッキトップ3枚をX素材にした後、X素材のモンスターの数が5体以上』の場合。
ん? それなら、デッキトップ3枚の中に…デッキの中にモンスターがいなければ、自分フィールドで"爆発"しないのでは?
自分フィールドで"爆発"しないのなら、(例外がなければ)絶対に相手フィールドで"爆発"するのでは!?
…ということで、メインのモンスター0枚のデッキで《四獣層ウォンキー》を使うというコンセプトの元、本デッキが誕生しました。
え!!メインのモンスター0枚のデッキで《四獣層ウォンキー》のX召喚を!?
出来らあっ!
「神碑」速攻魔法・《簡易融合》・《簡素融合》・《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》を使ってな!
「神碑」速攻魔法は《神碑の牙ゲーリ》を、《簡易融合》・《簡素融合》は《レア・フィッシュ》を、EXデッキから出すことができます。
そして《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》は罠モンスターです。
いずれもレベル4モンスターのため、レベル4×2でX召喚する《四獣層ウォンキー》のX素材になります。
見た通りですが、これらは魔法・罠カード。
《四獣層ウォンキー》の起爆剤になることはなく、X素材になってくれるというわけです。
守って!バーンして!《四獣層ウォンキー》防衛戦
メインのモンスター0枚のデッキで《四獣層ウォンキー》のX召喚に成功したなら、後は守り抜くだけ!
理想的なことを言えば、X召喚から6ターン以上経った《四獣層ウォンキー》が"爆発"すれば、相手は8000以上の効果ダメージを受けることになり、自分の勝利となります。
《四獣層ウォンキー》は、毎ターン適用されるコントロールを移す効果によって、非ターンプレイヤーのフィールドに存在することになります。また完全耐性を持つため、大抵の効果を受け付けません。
ということは、後は戦闘破壊から守ってあげればいい!というわけです。
本デッキには《四獣層ウォンキー》を戦闘破壊から守るためのカードが大量に投入されているため、これらを使って守り抜きます。
《凍てつく呪いの神碑》・《輝く炎の神碑》
《凍てつく呪いの神碑》は相手モンスター1体の効果を無効。《輝く炎の神碑》は特殊召喚された相手モンスター1体を破壊。
前者は間接的に、後者は直接的に、《四獣層ウォンキー》を守ります。
どちらも「神碑」速攻魔法のため《神碑の牙ゲーリ》を出す効果と選択できたり、《神碑の泉》の効果を活用できたりするのが強みです。
また、捲り札も兼ねています。そういう意味でも重要なカード達です。
《威嚇する咆哮》・《覇者の一括》
《威嚇する咆哮》は攻撃宣言を、《覇者の一括》はバトルフェイズを、それぞれ封じる効果を持ちます。
前者はフリーチェーン、後者はスタンバイフェイズに発動するので、対処されづらいのが強みです。
《業炎のバリア -ファイヤー・フォース-》・《破壊輪》・《魔法の筒》
これらのカード達は、いずれも相手モンスターの攻撃に対処しつつ効果ダメージを与える効果を持ちます。
《四獣層ウォンキー》の"爆発"による勝利を理想とする本デッキですが、早めに"爆発"してしまい十分なダメージを与えられなかったり、何かしらの対処をされてしまったりと、理想通りにいかないこともあります。
そんな場合のサブプランとして《四獣層ウォンキー》以外にも効果ダメージを与えるカードを用意しています。
《四獣層ウォンキー》を戦闘破壊から守る役割と効果ダメージを与える役割を兼ねるカード達ということで、これらを採用しました。
そして、《ナンバーズ・エヴァイユ》・《RUM-七皇の剣》です。
これらから出されるナンバーズ達で、《四獣層ウォンキー》を守り、LPを削ります。
詳しくは次の項目で!
ナンバーズが4体!?《ナンバーズ・エヴァイユ》・《RUM-七皇の剣》
《ナンバーズ・エヴァイユ》・《RUM-七皇の剣》。
1枚から「No.」XモンスターをX召喚できる、強力な魔法カード達です。
ですが、《ナンバーズ・エヴァイユ》と《RUM-七皇の剣》の効果をコピーする《七皇昇格》には、ある発動条件があります。
それは『EXデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに(のみ)存在する場合』です。
相手依存であり、能動的には満たしにくい発動条件ですが…
ここで《四獣層ウォンキー》の効果を確認してみましょう。
《四獣層ウォンキー》は、毎ターン適用されるコントロールを移す効果によって、非ターンプレイヤーのフィールドに存在することになる…というのを前述しましたね。
ということは、自分のターンにはEXデッキから特殊召喚された《四獣層ウォンキー》が相手フィールドに存在することになりますので…
《ナンバーズ・エヴァイユ》と《七皇昇格》の効果が発動できるようになるというわけです。
例え先攻1ターン目でも!
《ナンバーズ・エヴァイユ》→《No.99 希望皇ホープドラグナー》
《ナンバーズ・エヴァイユ》。
EXデッキの「No.」Xモンスター4体をX素材として、その「No.」の数値の合計と同じ「No.」XモンスターをX召喚する魔法カードです。
本デッキでは《No.99 希望皇ホープドラグナー》をX召喚します。
X素材とする「No.」は《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》・《CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア》・《CNo.15 ギミック・パペット-シリアルキラー》・《No.71 リバリアン・シャーク》の4体です。
《No.99 希望皇ホープドラグナー》。
X素材を2つ取り除くことで「No.」モンスター1体をEXデッキから出す①の効果と攻撃宣言した相手モンスターの攻撃力を0にする②の効果を持ちます。
どちらの効果も強力で、②の効果で《四獣層ウォンキー》を戦闘破壊から守れるのはもちろん、目玉は①の効果。
《ナンバーズ・エヴァイユ》でX召喚された《No.99 希望皇ホープドラグナー》のX素材は4つなので、①の効果を2回使えます。
この効果で出す「No.」モンスターは、
《No.1 インフェクション・バアル・ゼブル》と《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》になります。
《No.1 インフェクション・バアル・ゼブル》は、万能破壊+効果ダメージを与える②の効果はもちろん、相手のEXデッキから1枚を墓地へ送れる①の効果が優秀。
完全耐性を持つ《四獣層ウォンキー》の穴を突くモンスターへの対処が行えます。
具体的には《閉ザサレシ世界ノ冥神》(相手フィールドのモンスターをL素材にできる)や《I:Pマスカレーナ》(相手ターンにL召喚する①の効果で、自分ターンには相手フィールドにいる《四獣層ウォンキー》をL素材にされてしまう)辺りを想定しています。
《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》は、フリーチェーンのモンスター破壊+効果ダメージを与える②の効果を見込んでの採用。
基本的にはこちらを先に出すことになると思います。相手のEXデッキに《四獣層ウォンキー》の天敵がいることがわかっている場合は《No.1 インフェクション・バアル・ゼブル》を先に出す感じ。
どちらも破壊+効果ダメージを与える効果を備えており、《四獣層ウォンキー》を守る事と効果ダメージが勝ち筋である本デッキとマッチしています。
(《七皇昇格》→)《RUM-七皇の剣》→《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》
《RUM-七皇の剣》。
通常のドローで引き当てた場合に発動できるRUM。カオスオーバーハンドレッド・ナンバーズをEXデッキから出す効果を持ちます。
本デッキでは《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》を出します。
《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》。
特殊召喚した時にフィールドの魔法・罠カード1枚を破壊する①の効果と相手フィールドでのモンスター効果の発動を無効にしハンデスと相手LP半減を行う②の効果を持ちます。
どちらの効果も強力で、特に②の効果は強烈。
効果ダメージを勝ち筋とする本デッキにおいて、相手LPを半減する効果は強烈な牽制になります。
そんな《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》を、1枚から出せる《RUM-七皇の剣》ですが、発動条件が特殊なのが難点です。
そのため、《七皇昇格》と《No.71 リバリアン・シャーク》によって、効果の発動をサポートします。
《七皇昇格》。《RUM-七皇の剣》サポートその1。
「セブンス」魔法・罠カードのサーチ等を行える①の効果と墓地の自身を除外し手札コストにした「RUM」魔法カードの効果をコピーする②の効果を持ちます。
①の効果で《RUM-七皇の剣》をサーチ→②の効果で手札コストにした《RUM-七皇の剣》の効果をコピーという流れが理想的。
前述した通り、②の効果には『EXデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合』という発動条件がありますが、それは《四獣層ウォンキー》が満たしてくれているハズです。
《No.71 リバリアン・シャーク》。《RUM-七皇の剣》サポートその2。
墓地へ送られた場合に「RUM」魔法カードをデッキトップに置く効果を持ちます。
墓地へ送られると《RUM-七皇の剣》をデッキトップに置けるため、次のターンに発動できます。
では、どうやって墓地へ送るのか? 答えは《ナンバーズ・エヴァイユ》です。
《ナンバーズ・エヴァイユ》で《No.99 希望皇ホープドラグナー》をX召喚する際に、《No.71 リバリアン・シャーク》をX素材の1体にしています。
ということは、《No.99 希望皇ホープドラグナー》の①の効果を発動する際に、X素材の《No.71 リバリアン・シャーク》を取り除けば、効果を発動できるというわけです。
これにより《No.99 希望皇ホープドラグナー》と《RUM-七皇の剣》の効果が次々と発動し、最終的には「No.」Xモンスターが4体並びます。
《No.1 インフェクション・バアル・ゼブル》、《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》、《No.99 希望皇ホープドラグナー》、《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》。
ナンバーズが4体並ぶ光景は、まさに【ナンバーズ・カルテット】と言えるでしょう(偶然)。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました!
今回の記事の裏テーマとして、5,000文字程度に収める・その分画像を多くしてわかりやすく…というのがありました。
前回の記事が10,000文字を超えていた事の反省と、制作した画像をお褒めいただいたことから、今回のような書き方をしてみようとなりました。
文章量を半分近くカットしたので、説明不足な部分もあると思います。触れていないカードも多いですしね。
何か質問があればコメント欄やXなどでお気軽にどうぞ!文章量や画像に関するご意見もお待ちしています。
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遊戯王ニューロンでもデッキ紹介していますので、そちらでもよろしくお願いします!…👍もよろしく。
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