固定費をさげて幸福度をあげたい話
無職で感じた「いきてるだけで○○○」
いきなりですが私は転職を繰り返しているため
無職を何度も経験しております。(主夫も経験済みです)
大学を出て青年海外協力隊としてフィジーに行くまでは、ぬくぬくと実家暮らしでした。洗濯機の回し方さえ知らず、家に帰れば美味しい料理が待っている生活。どんなものにどれだけお金がかかっているのかも知らず生きてきた典型的な箱入り一人っ子でした。(学費なども親に出してもらっていました)
(主夫時代の私↑ エチオピア人と)
いざ、一人暮らししてみると「いきてるだけで丸もうけ」
なんていうことはなく、「生きているだけで銭失い」
生きているだけでかかるお金(住民税)
お金を使うことにかかるお金(消費税)
お金を稼ぐことにかかるお金(所得税)
「高すぎる!!」って感じですよね。
生きて活動すればかかるお金って山ほどあるんや〜
っていうのを痛感しました。
田舎では驚くほどお金がかからない
これまで、
宮城県石巻市北上町(人口4000人)
北海道士幌町(人口6000人、牛の数は約5万頭)に住んでいました。
どちらにも言えるのが、圧倒的にお金がかからないんです。
石巻では古民家に住んでいました。
家賃はそこの社員だったこともあり共益費も含め8000円程度。
(今考えると安すぎる)
食費もほぼ自分たちの畑からまかなえるし、ご近所からこれでもか!
ってほどの野菜をいただくことも多かったです。
(一人暮らしをし始めた時の東北の大家さんたち)
今でもお米を送って頂いたり、大変お世話になっています。
北海道では、奥さんとふたり暮らしだったこともありますが
都会の家の2倍ぐらいの部屋に住んで、家賃は1万程度。
普通に過ごしていた神戸の実家が恐ろしく狭く感じました。
近くには良質の温泉もあるし、密になることのないカフェも
たくさんありました。
ただ、寒すぎるので本州に帰ってきました。
マイナス30度の世界は厳しすぎました。
こんな生活が実家の近くでもできたらなら…
神戸に帰ってきて、買い物などは便利だと思う反面
人との繋がりが感じられにくかったり
実家は近いけど、なかなか実家にも頼りきれず
子育てがしづらいな〜と思うことが多くありました。
(授乳を試みる奥さま)
(乳飲み子を抱えながらのフードロス事業)
※写真はあまり子育てがしづらいのとは関係ありません。
古民家への引っ越し
「都会の生活ってなんか投資じゃなくて浪費やなぁ〜」
と感じていたころ
(私に似ている気のする狸)
知り合いの方が「空き家の古民家を活用したい」と話をもちかけてくださいました。しばらく考えていたけどよい案が出ず「じゃぁ住んでみようか!」とその場で即決。周りにいた人には軽く引かれました。笑
同じぐらいの金額を払って刺激のない都会に住むより
いろいろな可能性のある、古民家に住んでみたいと
夫婦で決めた決断でした。
固定費をさげて幸福度をあげたい
古民家に住む理由がこれです。
というかこれが今の人生のテーマです。
(↑うちの古民家ではないのですが、こんなイメージ)
家賃、食費、光熱費、ネット代、生活費など
生きていくにはいろいろなお金がかかります。
なら、それを最低限になくしてしまえばよいのではないか?
ということです。
あらゆるもの共有して固定費を下げる。
浮いたお金を使って、それぞれがチャレンジしたいことのためや
それぞれの幸せのために投資ができる。
そんな、場所がたくさん増えれば良いなと思って
この場所を拠点にいろいろな活動ができればと思っています。