強制ロスカットを戦略的に”損切”とする1つの考え方(海外証券口座のみ)
どうも!Pepeです(^^)
今回は資金管理に関する記事です。
「資金管理」と一言で言いましても、
その方法というのはものすごくたくさんありまして、
例えば王道のところでいいますと、
「損切は資金の2%になるようにしましょうね」
とか
「証拠金はFXに充てる金額の10分の1しか入れたらだめですよー」
とかがありますよね。
多分誰でも聞いたことがあるやつです。
今回お伝えしたいのは、特に「損切」に関するところなんですが、
その話に入る前に、「国内証券会社」と「海外証券会社」について
軽く触れておきたいと思います。
基本的な話なので、調べれば分かるのですが
国内と海外の違いはだいたい以下の通りです。
【国内口座】
レバレッジは25倍
サポートが手厚い
追証がある
両建て不可
スキャルピングも基本不可
【海外口座】
かけられるレバレッジが大きい(500~2000倍が多い、証券口座によっては無制限)
ゼロカットの導入
両建て可のところが多い
スキャルピング可(のところが多い)
何かしらのトラブルが多い(気がする)
問い合わせに対する対応が悪い(気がする)
こんなところでしょうか…
一見、国内口座の方が無茶のない感じというか、
やはり日本人は「安心」重視なところがあり
国内の方が安心的な感じはあると思います。
メリットデメリットの比較はキリがないので
ここでは割愛します。
(ちなみに”気がする”と書いた項目は私は一度も経験したことがありません)
で、私がここで言いたいのは、国内口座はほんとに安心か?
というところになります。
私としては国内口座の方がむしろ怖かったりします。
そう感じるのは、「追証」にあります。
追証を簡単に説明しますと、
相場を見ている方は何度か経験があるかと思いますが、
FOMCと雇用統計などの大型の経済指標などの時や、
世界で何かしらの為替に影響する事件(戦争やどこかの破綻など)
が起きると
相場が一瞬で何百pipsも動くことがあります。
そのような時に、もし自分のエントリー方向とは逆にバーンと一気に価格が動き、口座資金が0になってしまったとします。
通常は口座資金が無くなったんだから「0」で終わりと思うかもしれませんが、
突発な動きの場合は「滑る」ことが多々あります。
「滑る」とは相場の動きが急すぎて、予定されていた価格での注文が入らないことを意味します。
例えば、「買い」でエントリーしていた場合、資金が無くなった場合の
強制ロスカット「売り」になるわけですが
その「売り」の注文のタイミングが突発過ぎて証券口座でも間に合わず、
「0」ではなく「マイナス」で約定されてしまうということ。
このマイナス分を「追証」といい、これは国内証券会社に支払う義務があります。
証券口座は0になったうえで、さらに滑った分払いなさいよ。と。
…シンプルにイヤじゃないですか?w
追証の説明が長くなりました…w
一方で、海外証券会社はこれがないんですね。
私は海外証券口座をずっと使っていますので、
突発的な値動きで何度もストップロスになったことがありまして(w)、
その時に滑って一時的に「マイナス¥48,000」とかなるんですね。
は?という瞬間です。
これが国内であれば「はい、滑っちゃったんで約束通り¥48,000支払ってねー」
と真顔で言ってくるところを、
海外証券口座であれば、
「すみません!滑ってしまったので、その分は当社で補填させていただきますー」
って感じになるんです。
これが追証のあるなしの大きな違いです。
持っているポジションのサイズが大きいと、追証がとんでもない額になります…
でも海外証券口座は全額補填。
このオフィシャルなありがたき制度を利用しない手はないと思うのです。
そう「損切できない」方々です。
偉そうに言ってますが、私も損切できない族出身ですので
ここまで自信をもって言っているところもあるのですが…w
この辺から本記事の結論になっていきますが、
損切ができないと苦しんでおられる方は、
損切=強制ロスカット
としてしまっていいんです。
つまり、自分が許容できる1回のトレードの損失を
pipsではなく価格で決めてしまい
その額しか入金しないということです。
んで、海外口座の良さがここで発揮されまして、
「ハイレバレッジ」という特性が使えるわけです。
例えば、一回のトレードで許容できる損失を
分かりやすく1万円とします。
これに対して、0.5ロット(5万通貨)くらいは持てます。
(当然、証拠金に対して持つロットサイズが大きいほど損切はタイトになります)
国内口座ですと、1万円で5万通貨など持てない訳です。
だとすると、損切ができないという方は、
あらかじめ損切とする「額」を決めて、その額しか入金しない
↓
自分の決めた損切ライン(強制ロスカット)に対するポジションサイズを決める
↓
エントリーしたらあとは放置。(するしかない)
と強制的に決めることで、強制ロスカットされても想定内。
突発的な値動きで滑ったとしても、追証は0。
とできるのです。
ハイレバと聞いた瞬間、
「あーハイレバは悪!」
って感じの風潮がありますが、
ここまでの話を聞いて、
こんないいことあります?
と思うのは私だけでしょうかw
海外口座ありがとう!と私は思うわけです。
ですから、何かと不安要素の多いと思われがちな海外口座ですが
私は今もその恩恵にあずからせて頂いております。
モノは考え様、発想の転換ということです。
※重要な注意書き
この記事で私は海外証券会社を推奨するような言い回しをしてきました。
ただし、当たり前ですが、国内証券会社でもあるように
海外証券会社の中には「悪徳」な業者も含まれます。
従って、海外証券会社の選定は自己責任でお願いいたします。
私も現在使っている海外証券会社は複数あり、
それはリスクの分散のためにそうしています。
(メッセージを頂けたらご紹介します)
これは海外口座がどうという話ではなく、
投資全般、あらゆるリスクを潰すことは重要だという考えに基づきます。
(私は銀行口座も複数に分散しています)
以上、最後までお読みいただきありがとうございました(^^)