ものがたりまめ

ここ数日雪がちらほら降っている。
暖かい地域で過ごしていたから雪の日ははしゃぎまわりたくなる。

まったりと勉強をしていたらチャイムが鳴った。
玄関に向かいながら何を頼んだのだろうかと考えを巡らせていると、珈琲を頼んでいたことを思い出した。

物語豆と物語が届くものがたり珈琲。

ガムテープをびりりと破り、箱を開けると豆の香ばしい香りがふわりと香る。

中には、新聞紙みたいなざらざらした紙が同封されていた。
そこには物語とこの珈琲に込めた想いが綴られていた。

こんなにも美しい文章を刻む活字を読むのはいつぶりかな?と思った。

これからゆっくり飲んで、ぼくにとっての物語を考えようと思う。

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