たちいち
一区切りがついた。
降り積もるような課題からやっと顔を出し、これまでの学びのまとめを発表し、意見をもらう。
この3ヶ月間ほどずっと専門性の無さが悩みの種だった。周りを見ていると着実に知識を深めていっているのに浅瀬ばかりをうろつく自分が嫌になっていた。
でも案外ふりかえってみると浅瀬から沖の方へ着実に漕ぎ進んでいることがわかった。
はっとさせられたことばがある。
「今は焦る必要は無い。知識をたくわえる時期だ。でももう少ししたら知っているものを紹介するだけでは事足りない時期になる。」
痛いところをつかれた。
あまりにも周りを見すぎて十分な下準備をせずに猛スピードで大海原を目指そうとするところだった。
羅針盤もないのにたどり着きたい所へたどり着けるはずはない。
もう少しだけ、必要なものを揃える期間がどうやら必要なようだ。
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