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週刊ペンギンウィークリー9/7

「ペンギン本を紹介したい」
ペンギン本の山を見ながら、私はそう思った。

私がペンギン好きだと自覚したのは、なんと大学に入ってからである。それまでは、確かにペンギンの本を何冊か持っていたし、ペンギンのぬいぐるみを10匹ほど持っていたが、ただのぬいぐるみ好きだと思っていた。
しかし、サークルでペンギンの本を見せたことで事態は一変する。
「みんなペンギンの本を持っていない!」
それはそうだ。私だって、ペンギンのぬいぐるみをかわいいと言ってこんなに持っていなければ、おそらくペンギン本を手にすることはなかっただろう。
ペンギンが18種類いることも、ペンギンの多くの種類が南極に住んでいないことも、常識ではなかったのである。
それからというもの、私のペンギンへの情熱は一層加速していった。ひたすら本屋でペンギン本を集めるようになった。頼んだり、絶版本はブックオフに足繁く通ったり。仕事をしてお金を稼げるようになってからは、Amazonやネットショップを活用した。
そうしていくうちに、ペンギン本は100冊を超えた。

なぜ集めるのかと言われたら、それはそこにペンギンがいるから以上のことはない。私はペンギンに生かされている。
もし私が死ぬときは、クレバスに落ちてペンギン達を見上げながらペンギンの栄養となって死にたい。誰もわかってくれないが、それが私の願望である。

そんなわけでゆっくりとではあるが、次からはペンギン本の紹介をしていきたい。

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ぺぺ☆松永涼花
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